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- 「『成長したね』って」稲見萌寧、西郷真央の“衝撃”バンカーショットにも動揺せず
昨季賞金女王の稲見萌寧がブリヂストンレディスで通算11アンダーの単独2位でフィニッシュした。西郷真央に最後は引き離されるも今季最高位の成績。「だいぶ光は見えてきた」と笑顔を見せた。
「結果を2位にするのか3位なのかしっかりやろう」
稲見萌寧にようやく本来の調子が戻ってきた。
ブリヂストンレディスの最終日に稲見は、首位の西郷真央に3打差の5位から出た。2番パー5では7メートルのイーグルパットを沈めると、4番パー4、6番パー4でもバーディーを奪って10アンダーとし、後半に入るときは2位に2打差をつけて単独トップに立った。
今季初優勝も見えてきたかに思えたが、後半12番パー3と13番パー4を連続ボギーとして失速。
それでも16番パー5ではイーグルトライからのバーディーでスコアを伸ばしたが、後ろの組で回る西郷が16番をバンカーからのチップインイーグルを決めたのを知る。
「さすがにバンカーから決めたのだと、追っている側からしてはきつい」と苦笑い。
しかし、そこからも落ち込むことなく気持ちを切り替えた。
「(西郷選手が)16番でイーグルを取って、2打離れたのを知ったので、しょうがないから、キャディーさんと自分の結果を2位にするのか、3位タイなのかしっかりやろうって話しました。最後はバーディーを決めれたので『成長したね』って」
今季国内メジャー初戦のワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップとほけんの窓口レディースで3位タイ、そして今大会単独2位と好成績を収めているが、徐々に自信が表情にも表れ始めている。。
「3週連続、4日間(サロンパス、ほけんの窓口)を2回トップ3で上がれているので、だいぶ良くなってきてると感じます。今週やっと初めて優勝争いできた感じがしています。かなり光は見えてきました」
腰痛とコンディション調整に時間がかかっていたが、本来の調子を取り戻しつつある稲見。今季初優勝はもうすぐだ。
稲見 萌寧(いなみ・もね)
1999年7月29日生まれ、東京都出身。2020-21シーズンは9勝を挙げ、見事賞金ランキング1位に輝く。さらに、東京五輪では銀メダルを獲得した。正確無比なショットを武器に、昨シーズン2位だったメルセデスランキングのトップを狙う。Rakuten所属。
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