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被害40億円・1000人以上「ゴルフスタジアム事件」ついに最終章 被害者たちは今… 【小川朗 ゴルフ現場主義!】
被害総額40億円超、1000人以上が巻き込まれたゴルフスタジアム事件は、発覚から9年を経て一つの区切りを迎えた。だが元代表の破産免責という結末にも被害者の怒りや後悔は消えない。法廷闘争の終盤で見えたのは“救済なき現実”だった。
「被害者に何か言いたいことは?」の質問には答えず
被害総額40億円以上、被害者の数も1000人を超え世間を騒然とさせた「ゴルフスタジアム(以下GS)事件」の被害者たちに“9度目の春”がやってきました。
この事件はGSの営業担当者がレッスンプロなどにHP作成を持ちかけ、代わりにソフトを数百万円で購入してくれれば、クレジットの毎月の支払いは毎月同額の広告料を送金するとの条件を提示。与信の際に虚偽の申告をさせ信販会社と契約させましたが、広告料の送金が2017年2月下旬にストップ。レッスンプロたちにはローンの支払いだけが重くのしかかった事件です。
集団提訴が開始されたのは、「被害者を守る会」の結成からちょうど2カ月後となる17年5月26日でした。まず、ジャックス、オリコ、ビジネスパートナーを相手取り訴訟を起こすと、3日後の29日にクレディセゾン、東京センチュリーを提訴。さらに2カ月余たって三井住友トラスト・パナソニックファイナンス(のちに和解)を順次提訴し、18年11月13日までに信販・リース6社に対して被害者625名の提訴が完了したのです。

25年3月まで8年に及んだ集団訴訟は終結しましたが、法廷闘争がすべて終わったわけではありません。19年3月にGS社の破産廃止決定を受けた後、守る会の弁護団は同年9月、GSの代表ら経営陣に対し損害賠償金などの支払いを求める訴訟を提起。それから5年後の24年3月、東京地裁は代表やその他被告らに5460万円の支払いを命じる判決を下し、11月に出た控訴審判決で認容額は増え、5460万6663円となりました。
また元代表取締役の堀新氏、元営業本部本部長取締役の平本宗氏、元営業推進部部長の田山淳一氏を除く被告とは和解が成立しています。こうした流れの中、弁護団はGS社代表個人に対して25年6月30日、水戸地裁へ債権者破産を申し立てました。弁護団は今回の訴訟について隠匿財産の存在が疑われるため「破産手続きを開始して裁判所や破産管財人による調査」を求めていました。
それから2カ月余たった9月5日、水戸地裁土浦支部は代表個人の破産開始決定を下しました。年が明けた1月15日には債権者集会が開かれ、堀氏も出席。久々に公の場に姿を見せました。
筆者は事件発覚直後の17年3月30日、港区浜松町にあったゴルフスタジアムの本社社長室で堀氏の直撃インタビューに成功しています。
その時の印象は短髪で清潔感のある若い経営者のイメージでしたが、9年後に再会したイメージは一変しており、正直一目見た時は分からなかったほど。うっかり代理人の方に声をかけてしまったほどです。
裁判所の無料駐車場を利用せず近隣のコインパーキングに駐車していたため、帰途を急ぐ堀氏に「被害者に何か言いたいことは?」と質問を投げかけましたが、これには答えず。止めてあった黒塗りのワンボックスタイプのベンツを自ら運転して帰っていきました。この車の所有者について、堀氏の代理人である熊谷裕平弁護士にたずねてみると、「協力してくださっている人の車」との答えが返ってきました。
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