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- 「置いて行かれたくない」林菜乃子がノーボギーで今季2度目の初日首位発進
林菜乃子が宮里藍サントリーレディスの初日に7バーディー、ノーボギーの65で回り、7アンダーの暫定首位タイでホールアウトした。「バーディーは取れるだけ取りたい」と意気込む。
自己ベストタイの「65」は約1年ぶり
林菜乃子が宮里藍サントリーレディスの初日に7バーディー、ノーボギーの65で回り、7アンダーの首位タイ発進を決めた。自己ベストタイの「65」は昨年のリゾートトラストレディス以来で約1年ぶり。完璧な内容と思いきやピンチもあった。

「今日はボギーになりそうなホールが2つありました。8番パー4と10番パー4をバンカーで入れてしまったのですが、ここをパーで切り抜けたのがよかった」
さらに前半に3つと後半は4つのバーディーを奪ったが、11番パー3では7メートル、13番パー4では10メートルの長い距離のバーディーパットを決めるなど、パットが冴えた。
「このコースのグリーンはすごく好きで、タッチが合わせやすいので、思い切りピンを狙っていこうとキャディーさんと話していました」
師匠の芹澤信雄からアドバイスをもらったことも大きい。
「今週は好きなグリーンなんですと言ったら、自分のタッチを信じて思い切ってバーディーを狙って来い」と言われました。今日スコアが出てうれしいです」
林にとって今週は好きなコースだけに、ここからさらに勢いに乗りたい。スイングに関して師匠の芹澤から「左脇は空けないでスイングすること、しっかり左に振り切ってフィニッシュすること」と助言をもらい、少しずつ試合で60台を出せるようになり自信もついてきた。
ちなみに初日にトップに立つのは3週前のブリヂストンレディスオープン以来だ。この時は8位タイに終わり、「マネジメントをうまく決められず、ふがいないと思っています」と、悔しさをにじませていた。
「明日からはピン位置もどんどん変ってくると思うし、周りのレベルも高い。置いて行かれたくない。まずはベストを尽くして、バーディーは取れるだけ取りたい」
今季は14試合に出場して10試合が予選落ちとまだ波はあるが、初日トップに立ったチャンスを生かしたいところだ。
林 菜乃子(はやし・なのこ)
1997年5月17日生まれ、神奈川県出身。2018年にプロテスト合格し、19年からツアーに本格参戦。20-21シーズンは賞金ランキング53位、メルセデスランキング52位と、いずれも惜しくもシード権に届かなかったが、今季の前半戦出場権を得て戦っている。ユピテル所属。
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