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- イーグル奪取はなんと4年振り 永井花奈がトップ10入りにこだわりたい理由とは?
楽天スーパーレディース3日目、シード復活を狙う永井花奈が4年ぶりのイーグルを含む68をマーク。通算9アンダーまでスコアを伸ばし、9位タイに浮上。勝みなみが独走しているものの、最終日は少しでも順位を上げて、メルセデスランキング30位以内を目指す。
11番パー4で放った2打目が1バウンドの後、カップに飛び込む
◆国内女子プロゴルフ〈楽天スーパーレディース 7月28~31日 東急グランドオークゴルフクラブ (兵庫県) 6616ヤード・パー72〉
前半を2バーディ、ノーボギーの34でまとめた永井花奈。ハーフターン後の2ホール目だった。376ヤードの11番パー4。グリーン左サイドに立っているピンまで残り150ヤードで、永井が選択したクラブは7番アイアンだ。
初日よりもショットの調子が上がってきた手応えはある。ゆっくりとアドレスに入り、クラブを振り上げる。リズミカルなスイングから放たれたボールはピンに向かって真っすぐ飛んでいくと、ピンの手前で弾んだのが見えた。すると、2回目のバウンドをすることなく、ボールが視界から消え去ったという。

「カップに入った音は聞こえませんでしたが、見えなくなったのでひょっとしたら……」。今季はツアー全体でホールインワンやパー4でのイーグルが目立つものの、永井とはまったく縁がなかった。
「年間10個とか取る人とかいるじゃないですか? どうやって取ってるんだろうと思います」と永井。聞けば、18年に2つのイーグルを奪って以来、この4年間1つも取っていないという。それだけに、目の前でボールが消えたことが今ひとつ信じられなかったが、カップの中に自分のボールが入っていることを確認すると、素直に喜んだ。
「スコアカードにイーグルを取ったら◎(二重丸)を記入するんですけど、久々に書けました!」と笑顔を見せる。ただ、その喜びも一瞬だった。途中でスコアボードを見ると、なんと勝みなみが独走しているではないか。
「もうこれは単独2位狙いだなと思いました」と永井。もちろん、そのためには、最終日は今日以上に伸ばすことが必要となる。「幸い、パットの調子が2週前ぐらいからよくなっていて、打ちたいところへボールを出せるようになっているんです」と永井。
実は、今年から師事している青山充コーチからのアドバイスで、アプローチの要素を多少取り入れたパッティングスタイルに変えてから調子がよくなったという。
「アプローチではインパクト後にフォローを大きくとらないのに、パットではダラーンと大きなフォローをとっていたんです。それをやめてみてはどうかと」。元々、アプローチの距離感はよかった永井だけに、ロングパットの打ち方をアプローチに寄せた方がいいのではないかという発想だった。すぐには変えられないものの、徐々にその効果が現れてきたという。
昨シーズン、17年から3シーズンに渡って守り続けた賞金シードを手放した。今季の第一目標はそのシード権を奪い返すことでもある。そのためにも、3週後までにメルセデスランキング30位以内に入り、日本女子オープンの出場権も確定しておきたいところ。現在の同ランキングは37位だが、まずは今週の大会でしっかりとトップテンに入り、ランキングを一気に上げるつもりだ。
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