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- 上田桃子が今季2勝目に王手! 勝負のカギは“自分らしさ” 「意志を持ったワンショットを」
国内女子ツアー「北海道meijiカップ」2日目、上田桃子が5バーディー、3ボギーの「70」で回り、通算5アンダーで首位タイに立った。
「勝つためにはとにかく自分で良い流れを作ること」
国内女子プロゴルフ<北海道meijiカップ 8月5~7日 札幌国際カントリークラブ 島松コース(北海道)6557ヤード・パー72>
「いない間に頑張らないといけない。半分冗談ですけれど」
上田桃子はそう笑っていたが、久しぶりの優勝争いに負ける気はないと、自らに釘を刺しているようだった。
“いない間”とは、今週は「AIG全英女子オープン」の開催週で、国内女子ツアーのメルセデスランキング上位の選手たちが「北海道meijiカップ」に出ていないということだ。
つまりは、優勝争いに絡むチャンスの確率が高まるということだろうが、上田は「他の選手は気になっていない」と言い切っていた。
大会2日目、トップと1打差でスタートした上田は、1番パー4でロングパットを沈めてバーディー発進。しかし3番パー4、4番パー4を連続ボギーとしてスコアを落とす。
「出だしの3ホールは難しいのでそこは想定内」としたうえで、初日に続いて後半からバーディーラッシュが続く。
11番パー4のボギーの後に、12番パー5で5メートルのバーディーパットを決めると、14番は2打目が土手に跳ね返り、ボールがピンそば1メートルにつくラッキーもあって、バーディー。15番、16番でもスコアを伸ばして3連続バーディーとし、通算5アンダーでトップタイに立った。
「ラッキーもあって3連続バーディーは良い感じだと思います。ただ、どっちの流れにもなりそうな中、良い方向に働きました。ただ、ショットがフェアウェイに7回しかいっていなくて、それでもチャンスにつけられていたのは良かった」
4月に優勝を飾った「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」以来のチャンスに、「最近は良い位置で最終日を迎えられていないので、自分の状態としてもワクワクできます。勝つためにはとにかく自分で良い流れを作ること。アグレッシブさを忘れずにやり抜きたいと思います」と自らに言い聞かせる。
そして今大会、数年ぶりにタッグを組んだキャディーに、プレーが「らくしない」と言われていた上田。
“自分らしさ”とはどういうものか。改めて聞くとこんな答えが返ってきた。
「こうしたいと思ったらそうする。リスクは気をつけながらも、こうするんだという意志を持ったワンショットを打っていくってところだと思います」
今日は“上田らしさ”全開で今季2勝目を狙いにいく。
上田 桃子(うえだ・ももこ)
1986年6月15日生まれ、熊本県出身。2005年プロ入り。07年にミズノクラシックなど年間4勝を挙げ、翌年から米ツアーに挑戦。21年6月に入籍。今季の「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」優勝がミセスでの初勝利となった。ZOZO所属。
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