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- 最終プロテストに“まるでモデル”の韓国人ゴルファーが! “初心者から2年”でプロになったジョン・ジユって何者?
11月1日から4日間にかけて行われる女子ゴルフの最終プロテスト。ここに韓国のジョン・ジユという選手が出場する。173センチの長身でその容姿から母国では屈指の人気を誇るという。いったいどんな選手なのか?
韓国女子ゴルファーの中では人気は屈指
韓国のゴルフ担当カメラマンから、1通のメールが届いた。
「ジョン・ジユという選手が日本のプロテストに出ているのですが、最終(プロテスト)を突破できる可能性はありますか?」
聞いたことがある名前だなと思い調べてみると、プロテストの登録名は鄭持有(ジョン・ジユ)になっていた。韓国女子ツアーで屈指の人気を誇る選手で、韓国のゴルフファンなら知らない人がいないといっても過言ではない。1996年生まれの26歳で、年齢でいえばもう中堅なのだが、彼女の経歴をたどる前に、まずはプロテストの結果を追ってみたい。
1次予選A地区を通算1オーバーの9位タイで突破。続く2次予選B地区を通算イーブンパーの8位タイで最終プロテストに進んだ。
1次、2次ともに予選ではまずまずの順位だが、11月1~4日の4日間、大洗ゴルフ倶楽部で行われる最終プロテストは20位タイまでが合格と狭き門。それでも合格の可能性も低くないと考えられるのは、彼女が長らく韓国ツアーで戦ってきた経歴の持ち主だからだ。
昨年初めて韓国1部ツアーに参戦
韓国でジョン・ジユが注目を浴びるポイントは2つある。一つは容姿。身長は173センチと長身でティーイングアリアに立つだけで人目を引く。そして端正な顔立ちも相まって、その存在を知ったゴルフファンの間でにわかに人気が広まっていった。
しかし、見た目だけで人気が出たわけではない。18歳からゴルフを始め、1年でシングルになり、2年後にはプロ転向。2016年から2部の「ドリームツアー」に出場する権利を得ると5年目の20年に同ツアーで初優勝を手にした。賞金ランキングも6位に入り、翌年の1部ツアー出場権を獲得。21年にはプロ入り後、初めてレギュラーツアーに参戦。25歳の“遅咲きのルーキー”として注目されるようになった。
スポンサーに名乗りを挙げる企業も多く、所属先は金融大手の「ハナ金融グループ」となり、ウエアも人気選手が着用する「マスターバニーエディション」に決まった。ルーキー1年目からすでに一流選手の仲間入りで、シーズン開幕前からメディアにひっぱりだこ。
「注目されるのは嫌いじゃないけれど、プレッシャーはある」と苦笑いを浮かべていたが、不安は的中。初めて経験する1部ツアーの洗礼を浴び、26試合中、21試合で予選落ち。賞金ランキング103位でシード獲得には至らず、今季は再び2部を主戦場としている。
今季は2部でも苦しいシーズンを送っており、トップ10入りは1回で、賞金ランキングも59位(10月23日時点)と低迷。浮上のきっかけをつかめないまま苦しいシーズンを過ごしていたが、ここで活路を見出したのが、日本の女子プロテストへの参加だった。
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