18歳でゴルフを始めて2年後にはプロ転向
◆国内女子プロゴルフ<最終プロテスト 11月1~4日 大洗ゴルフ倶楽部(茨城県) 6543ヤード・パー72>
また一人、韓国出身の人気選手が日本ツアーに乗り込んできそうな気配だ。鄭持有(ジョン・ジユ)。すらりとした脚線美を持つ173センチのスレンダーな長身で、韓国では大人気の26歳だ。

大洗ゴルフ倶楽部(茨城県)で行われているJLPGA最終プロテストに挑み、3日目を終えて通算1アンダー14位タイ。合格圏内をキープしている。
100人が挑み、4日間、72ホールを終えて20位タイまでが合格という厳しい戦い。4日に行われる最終日を前に、意気込みを語った。
「いいプレーをしようと前半は緊張しすぎてしまいました。後半、しっかり慎重にプレーしたらバーディーが来ました」と振り返る第3ラウンド。2バーディー、3ボギーの73で通算1アンダーとし、14位タイで4日の最終日に臨む。
18歳でゴルフを始め、わずか1年でシングルになり、2年後にはプロに転向。だが、その後、苦労を重ねた。韓国下部ツアーでの初優勝が5年目。翌2021年にレギュラーツアーに昇格したが、人気と裏腹に結果が出せず、再び下部ツアーに逆戻り。苦戦したのが22年だ。
そんな中で決断したのが日本参戦だった。
「もともと日本にはプライベートで何度も来ています。食べ物は何でもおいしいし、日本の人は親切で大好き。日本のツアーでプレーしながら、文化など日本という国を知りたいです」と抱負を語る。
来日の世話をして、プロテストでは通訳も務める先輩プロの金愛淑によれば「ものすごく真面目な子。ゴルフに集中したい気持ちで日本に来ている」と言う。
日本ツアーで真剣にゴルフに取り組む気持ちと人気のバランスをうまく取れれば、さらなるツアー人気につながりそうな新星。合格に向けて、残り18ホールの戦いに挑む。
首位は通算7アンダーで鶴瀬華月、藤井美羽、パラナット・タナポンブンヤラス(タイ)。神谷そら、小暮千広の2人が1打差4位タイ。参考だが、3日までの“合格ライン”は、通算イーブンパー17位タイまでの22人となっている。
また、3日目までの54ホールで「80位タイまでか20位に8打差の多い方まで」という規定により、出場した100人のうち80位タイまでの85人が最終日に進出した。