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- 「イライラするから食べてリセットする」 原英莉花は最終戦出場へ“ギリギリ”の戦い
国内女子ツアーの大王製紙エリエールレディス3日目、原英莉花が4バーディー、2ボギーの69で回り、通算5アンダーの18位タイにつけた。最終戦出場に向けて最終日で上位フィニッシュを狙う。
「思い出したらムカついてきた!」
◆国内女子プロゴルフ<大王製紙エリエールレディスオープン 11月17~20日 エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県) 6575ヤード・パー71>
イライラした表情がこの日のプレーを物語っていた。
大王製紙エリエールレディスの3日目、ディフェンディングチャンピオンの原英莉花はこの日、4バーディー、2ボギーの69で回り通算5アンダー、18位タイにつけた。
インスタートの10番から出て、12番パー3でバーディーを奪取すると17番パー5と18番パー4で連続バーディー。しかし後半は3番パー3と6番パー4のボギーで失速。それでも8番パー3では10メートルを沈める会心のバーディーパット。しかし、最終9番パー5でイライラが絶頂に。

「9番のセカンドショットはまあまあでした。でもアプローチが寄らずに、バーディーパットは4メートルくらいの下りの距離でしたが、ショートして……。それがほんとムカつきました。あー、思い出したらムカついてきた!」
自分のプレーの不甲斐なさを嘆いても仕方がないが、それくらい今のゴルフに納得がいかない様子だった。明日の最終日は、最終戦のJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ出場がかかった大事な日となる。
ちなみに最終戦の出場者は40人で、今季の日米ツアー優勝者、11月8日時点での世界ランキング50位以内の選手は確定で、残りの枠は「16」。その16番手にいるのが原英莉花だ。
一つでも順位を上げて、最終戦の出場権を勝ち取りたいところだが、緊張感のある戦いの中で、きっちりと結果を残せるか。明日の最終日に注目したい。
原 英莉花(はら・えりか)
1999年2月15日生まれ、神奈川県出身。2018年プロテスト合格。“黄金世代”の1人として18年から早くもシード獲得し、翌19年には初優勝。20年には日本女子オープン、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップと公式戦2冠を達成した。NIPPON EXPRESSホールディングス所属。
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