渋野日向子「他競技からもすごく勇気をもらう」サッカー日本代表と子供たちのパワーで好発進 | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

渋野日向子「他競技からもすごく勇気をもらう」サッカー日本代表と子供たちのパワーで好発進

女子ツアー最終戦、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップが、24日、宮崎カントリークラブ(宮崎県)で開幕。サッカー日本代表と子供たちのパワーをエネルギーに換えた渋野日向子が好発進した。

「10番ティーの子供たちに救われました」

◆国内女子プロゴルフ<JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 11月24~27日 宮崎カントリークラブ(宮崎県) 6487ヤード・パー72>

 子供たちのパワーをエネルギーに換えた渋野日向子が好発進した。

首位と3打差の10位タイとまずまずのスタートを切った渋野日向子 写真:Getty Images
首位と3打差の10位タイとまずまずのスタートを切った渋野日向子 写真:Getty Images

 女子ツアー最終戦、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップが、24日、宮崎カントリークラブ(宮崎県)で開幕。出場資格は40人に限られ(1)今季のツアー優勝者、(2)ツアー優勝のJLPGA会員、(3)11月8日時点のロレックス(女子世界)ランキング50位以内の者、(4)前週までのメルセデスランキング上位者(40人まで)が予選落ちなしで4日間プレーする。

(3)の資格を持つ渋野は、前週火曜日の締め切りギリギリにエントリー。「出場資格があるのだから出場させていただくべき」と、フロリダ州で行われた米ツアー最終戦から大会2日前に帰国。強行軍で参戦している。

 この日のフロントナインはチャンスで決めきれず、パー3の8番でグリーンを外してボギー。バーディーが欲しい9番パー5もパーに終わったが、ハーフターンで見事に気持ちを切り替えた。

「10番ティーに小学校5年生の子たちがいっぱいいてその子たちに救われました」と、笑顔を取り戻す。「トーナメントわくわく探検ツアー」として、近隣の小学校から5年生62名がコースにいた。渋野はその1グループと10番で遭遇し、思わず話しかけたという。

「『何歳?』としゃべりかけちゃいました。みんな5年生でした。子供のパワー? もらっちゃいましたね」と、目を細める。ショックから立ち直った。

「かわいいな」という子供たちのパワーは確かに大きい。だが、子供たちに自然に話しかけて自分の気持ちを変えることができるのは、渋野だからこそ。

 早速10番で1メートルのバーディーを奪うと、11番、13番の2つのパー5でしっかりとバーディーを奪い、さらに18番でも4メートルを沈めて3アンダー。逆転優勝も狙える位置で初日を終えた。

 渋野が笑顔になった理由はもう一つある。

「時差ボケに勝てず9時くらいに寝てしまった」という大会前夜。「朝起きて見ればよかった」と、サッカーW杯ドイツ戦での日本の勝利からもエネルギーを得た。

「朝『マジで? 勝ったの?』と、すぐにテレビをつけてニュースで見ました。日本代表として世界で戦っている選手がいる。他の競技からもすごく勇気をもらうんです。団体競技が好きだから余計にそうですね」と、ここでも笑顔を弾けさせた。

 11月15日に24歳の誕生日を迎えた。「24歳で初めて出場する日本の試合なので楽しみ。頑張りたいですね」と、気持ちはどこまでも前向きだ。日米をまたにかける今季の締めくくりに、狙うのは日本でのツアー7勝目しかない。

渋野 日向子(しぶの・ひなこ)

1998年生まれ、岡山県出身。2019年のAIG全英女子オープンでメジャー初制覇。同年は国内ツアーでも4勝をマークし、賞金ランキング2位と躍進した。2020-21シーズンは、日本ツアーで2勝。同年に米国女子ツアーのファイナルQTを20位で突破し、今季から米ツアーを主戦場に戦う。国内6勝、海外1勝。サントリー所属。

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