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- 勝みなみ好位置キープ・西村優菜は苦戦・識西諭里は巻き返し【米女子ツアー最終予選第2週】
来季の米女子ツアー出場権をかけた最終予選「Qシリーズ」の後半戦がスタートした。日本からは勝みなみ、西村優菜、識西諭里の3選手が挑戦している。
多くの出場権が得られる20位にあと一息の勝
◆米国女子プロゴルフ<Qシリーズ(Week2) 12月8日~11日 ロバート・トレント・ジョーンズ・ゴルフトレイル ハイランドオークス(アラバマ州) パー72>
勝みなみが来季の米ツアー出場権獲得にジワリと近づいた。
米女子ツアーQシリーズ(最終予選会)ウイーク2初日は、現地時間8日、アラバマ州のRTJゴルフトレイル ハイランドオークスで、濃霧のためスタートが約1時間半遅れて行われた。それでも出場選手がウイーク1を突破した75人だったため、無事に全員が18ホールを終了した。
会場は同じアラバマ州内の別のコースに移ったが、スコアはウイーク1からの持ち越しとあって、ローレン・ハーテレッジ(米)が通算17アンダーで首位をキープ。この日10アンダーを叩き出したアリーン・クラウター(独)ら5人が1打差2位で追う展開となっている。
勝みなみ、西村優菜、識西諭里の3人が挑んでいる日本勢は、難グリーンに苦戦しつつも踏ん張った。
中でも粘り強さを見せたのが勝だ。通算10アンダー17位タイで始まったウイーク2は、1番でグリーンの右からチップインバーディーと幸先のいいスタートを切る。2番でも2メートルのバーディーチャンスにつけながらカップに蹴られたのをはじめ、目のきついグリーンには終始悩まされることになる。
それでもショットはまずまずで、7番のパー5ではバックスピンで手前4メートルにつけて2つ目のバーディーを奪った。
8番では2メートル、12番では1メートルのパーパットがいずれも入らずボギーを叩き、15番では3.5メートル、18番では3メートルと、いずれも惜しいチャンスを逃したが、しっかりと通算10アンダーをキープした。
優勝を争うのではなく、来季、出場できる試合が多いカテゴリーに入れる20位以内を目指す戦いではあるが、上位がぐんぐんスコアを伸ばしているだけに、順位は26位タイに後退。
「やっぱりグリーンがすごい難しくて、傾斜が入り組んでるのでラインがすごい読み辛かったです。あんまり切れないところが切れたり、切れると思ったところが切れなかったり」と苦笑したが、表情は明るい。
それは、この舞台でプレーしていく気持ちが強いからに他ならない。それを表すように「でも、こういうところで戦っていくんだなと回りながら思っていたので、慣れていくしかない。あと3日あるので、明日にでも慣れていけたらいいな」と、あくまでも前向きな言葉を口にした。
それを支えているのが、安定したショットと、1番のチップインバーディーに現れているようなショートゲームの手応えだ。天候やコンディションが違うため、あくまでも参考だが、昨年の実績を見るとトップの8ラウンドのスコアが通算33アンダー。20位だった渋野日向子が通算10アンダーと、伸ばし合いになるのは間違いない。残り3日間、アグレッシブかつ忍耐強いプレーが求められる。
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