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- 試合がない時期のツアーキャディーは何をしている? ハウスキャディーだけじゃない“オフのバイト事情”
プロゴルフツアーはシーズンオフに入り、開幕を迎えるまで選手たちは旅行を楽しんだり、スポンサーのあいさつ回りや練習、トレーニングなどで充実した日々を送っている。一方でツアーで選手をサポートするプロキャディーは何をしているのか?
冬はスキー場でバイトも「本当はゴルフしたい(笑)」
日本のプロスポーツは、ほとんどが冬になるとオフシーズンに突入する。国内プロゴルフツアーも男女共に12月中旬から2月までトーナメントの開催はなく、選手たちは束の間の休暇を思い思いに過ごしている。
家族と過ごす者もいれば、友人との旅行、スポンサーのあいさつ回り、海外や国内の暖かい場所でゴルフ合宿やトレーニングに励む選手もいる。ところで、ツアーで選手をサポートする立場のプロキャディーも試合がないのは同じ。彼、彼女らはオフシーズン何をしているのだろうか。
プロゴルファーのバッグを担ぐことで収入を得る職業のため、当然オフシーズンは“仕事がない”状態。つまり、稼ぎがない期間が約3カ月もあることになる。いったいどう過ごしているのか? 昨年、女子ツアーでプロキャディーとしてバッグを担いだA氏に話を聞いた。
電話したとき、A氏はスキー場にいた。
「いま新潟のスキー場でアルバイトしています。修学旅行で中高生が団体で来るので、彼らを対象にスキーのレッスンをしています。コロナも落ち着いてきて、スキーレッスンできる人が足りていないという状況で、かなり需要があるんです」
聞けば8~9年前からこのアルバイトを始めたというA氏。日給での契約で冬限定の仕事のため、個人事業主のプロキャディーにはうってつけの仕事だろう。
「ただ、オフに入るとゴルフをするキャディーもたくさんいるので、できるならゴルフをしたいです(笑)。というのも自分でプレーすることで、ゴルフの難しさ、プロゴルファーの凄さを知ることができ、リスペクトするきっかけにもなるので。もちろん、よりゴルフを深く知って能力を高めるというのもあります」
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