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- 『まんが日本昔ばなし』級の宿に当たったことも!? ツアープロの過酷な移動・宿泊事情
年間38試合もある国内女子ツアー。それだけ“パンパン”なスケジュールともなると、移動と宿泊の手配をするだけでも一苦労です。まだネット予約が普及していない時代はなおさら。ツアー7勝の実績を持つ飯島茜でさえ、とんでもない宿に当たった経験があると振り返ります。
スケジュールの発表と同時に移動・宿泊の手配に取り掛かる
3月から始まる2023年国内女子ツアーの日程がJLPGAから発表されたのは、昨年12月20日のこと。来季のツアー日程が年末に発表されるのは例年のことなのですが、実はツアーメンバーである選手たちに知らされるのも同日。マスコミ発表の数時間前なのです。

試合の主役となる選手本人や選手が所属するマネジメント会社の担当の人たちは、発表と同時にネットや電話に飛びつきます。年間38試合におよぶ遠征の飛行機や新幹線、宿泊先を押さえなければならないからです。トーナメントには移動と宿泊の手配が必要不可欠とはいえ、38試合分もあると予約を入れるだけで大仕事です。
05年から16年まで12年連続シード権を保持したトッププロの飯島茜に、その大変さについて聞きました。
「発表とともに押さえられるものは押さえます。あまりに先のことで予約受付がまだ始まっていない場合もありますが、だいたいは12月から1月くらいまでには押さえます。私は妹が手配をしてくれたので助かりましたが、家族やマネジメント会社を頼らず自分でしている新人選手などは大変だと思います」
ネット予約が主流になったとはいえ、自分1人で手配するのでは1日中かかっても終わらないのではないかと、飯島は若手プロを気遣います。
「フル参戦するようになると、年間スケジュールに合わせた移動や宿泊の手配もルーティンになって慣れますよ」と言う飯島ですが、自身が若手だった頃には失敗談もあったそうです。
「初めて出る試合ばかりで何も知らなかった頃の話ですが、あり得ない宿に泊まったことがありました。『まんが日本昔ばなし』に出てきそうな家というか、炭焼き小屋というか……。一緒に転戦した妹と石油ストーブで暖をとった記憶があります。利便性や空調やセキュリティーなどを優先するようになった今では考えられませんが、懐かしい思い出ではあります」
飯島が新人選手だった頃というと20年近く前でしょうか。当時はネットで宿泊施設の写真や詳細情報を確認してから予約することはできませんでしたから、そういうエピソードがあっても不思議ではありませんね。
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