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- 単独トップの申ジエ 同い年イ・ボミの引退発表に心境を語る「互いの人生を応援する関係で」
国内女子ツアー「ダイキンオーキッドレディス」3日目に申ジエが最終ホールをイーグルで締めて、通算9アンダーで単独トップに立った。戦友でもあった同い年のイ・ボミの日本ツアー引退への思いについても語った。
今年2月に豪州ツアーで優勝
◆国内女子プロゴルフ<ダイキンオーキッドレディス 3月2~5日 琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県) 6560ヤード・パー72>
国内ツアー通算26勝の申ジエが、大会3日目の最終18番パー5でスーパーショットを見せた。ピンまで残り230ヤードの第2打。3番ウッドを振り抜くと風に乗ってグリーンに落ちると、そのままピンに向かって転がっていく。
ギャラリーの歓声からもあわや入るかと思われたが、グリーン奥の1.5メートルについた。このイーグルパットもなんなく沈め、1イーグル、6バーディー、1ボギーの通算9アンダーの単独トップに立った。

「18番に上がってくるまでは、スコアを知らなかったのですが、最後までしっかり集中できました。グリーンもピン位置も難しかったですが、昨日練習グリーンでたくさん練習しました。自分のリズムでストロークできるように、プレーに集中できたのがスコアを出せた要因です」
最後まで高い集中力が切れないゴルフは健在。オフはオーストラリアのメルボルンで1カ月ほど合宿に取り組んだ。実は今季すでに海外ツアーで1勝している。2月に開催されたWPGA(オーストラリア)ツアーのヴィクトリアオープンで、通算14アンダーで逆転優勝した。
「実際にこの優勝の勢いはあります。全体的なプレーのイメージがすごくよかったので、今週もそれができました」と笑顔を見せる。
最終日は「技術を色々と試して楽しみたい」
今も衰えないゴルフの技術とたくましいメンタル。目標は今も昔も変わらず日本ツアーで一番になること(年間女王と賞金女王)だ。単独首位で最終日最終組を迎えるが、この開幕戦を制して目標達成への弾みをつけたいところ。
「今まで練習してきた技術を色々と試したいと思っています。その上でベストを尽くして、自分がもっとプレーを楽しめる一日したい」と余裕の表情。一方で、同い年のイ・ボミが今季限りで日本ツアー引退を表明した。長らく日本で共に戦ってきた戦友に対してこんな心境を語った。
「日本ツアーを離れた友人たち(引退したキム・ハヌルやイ・ボミ)からは、私のぶんまで頑張ってといわれています。彼女たちは第2の人生を歩んでいく立場で、私はまだ現役で頑張らないといけない。お互の人生を応援する関係でこれからもいたいです」
寂しさはあるが、申ジエにはまだまだ目の前にやるべきことがある。まずは目標を達成するため、開幕戦優勝を狙いにいく。
申ジエ(しん・じえ)
1988年4月28日生まれ。韓国出身の女子プロゴルファー。11歳からゴルフを始め、2007年に韓国ツアー19戦10勝。翌年「ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ」で日本ツアー初優勝を飾り、同年の「全英リコー女子」を含む米ツアー4勝。2009年に米ツアーの賞金女王となり、2010年には世界ランキング1位に。2014年から主戦場を日本に移し、2018年はツアー史上初となる公式戦(メジャー)年間3勝を達成し、7年シードを獲得。昨シーズンは「ニチレイレディス」に続き「大東建託・いい部屋ネットレディス」を制して、日本で28勝目を挙げた。スリーボンド所属。
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