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- 「ウソ! マックより安いじゃん」 物価高の米国でマスターズ会場のサンドイッチはたったの1.5ドル!?
今年もマスターズの季節がやってきます。松山英樹、タイガー・ウッズはどんなプレーを見せてくれるのでしょうか。ところでパトロン(ギャラリー)がどんなものを食べているか知っていますか? 世界最高峰の夢舞台のグルメ事情は意外にも…。
食事はサンドイッチのみだが、値段は激安
ゴルフトーナメント観戦をしたことのある方ならご存じの通り、日本ではグルメに力を入れているトーナメントが多いです。ランチタイムにはフードコートやキッチンカーにギャラリーが長蛇の列をつくります。食事はスポーツ観戦の楽しみの一つになっています。
では、観客のことを「パトロン」と呼ぶ世界最高峰のメジャートーナメント「マスターズ」のグルメ事情はどうなのでしょうか。
実は意外にもかなり質素で、食事はサンドイッチしかありません(朝10時まではモーニングメニューとしてマフィンなども販売)。しかも物価が高騰している米国にもかかわらず、昨年の大会では最も安い「エッグサラダ」や「ピメントチーズ」のサンドイッチが1.5ドル(約200円)、「マスターズクラブ」というハムとチーズのサンドイッチが3ドル(約400円)でした。
物価高騰の米国では一般的なランチが20ドル(約2600円)くらいはかかります。先日、米国のマクドナルドで日本なら240円で購入できるエッグマックマフィンを注文したところ、なんと4.57ドル(約630円)でした。マスターズのランチはマクドナルドよりも安上がりなのです。
小腹が空いた時の“おやつ”は比較的種類が豊富です。1本1ドルのバナナ、チョコレート、クッキーなど、どの商品も1.5ドル以下で購入できます。
ホスピタリティーはメジャーならでは! ビールが大人気
値段はリーズナブルなマスターズでの食事事情ですが、スタッフのホスピタリティーは素晴らしいです。商品購入に迷っていたりすると、マスターズカラーのポロシャツを着たスタッフが声をかけてくれます。お昼の時間帯はかなり混雑しますが、オペレーションがしっかりしているためストレスなく商品を購入できます。
包装や飲み物の使い捨てカップはすべてマスターズのロゴ入り。飲んだ後のプラスチック製カップやお菓子を、お土産として持ち帰るパトロンが多いようです。
晴れた日は25度くらいまで気温が上がるマスターズ開催時のオーガスタナショナルゴルフクラブ。湿度が低く、日本の夏の高級リゾートのようで本当に快適な気候です。
そして、この地で飲むビールが最高! 2022年大会では、ビールが飛ぶように売れていました。このビールの値段は5ドル(約650円)。先日、米国のホテルのバーでビールを頼んだところ10ドル(約1300円)かかりました。マスターズの会場ではビールも格安。パトロンにとってはうれしい限りですね。
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