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- 「一段階上の経験ができた」 馬場咲希はスコアを伸ばせなかった悔しさ胸にオーガスタへ乗り込む
「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」が国内ツアー今季初戦となった17歳のアマチュア、馬場咲希が通算9アンダーの16位タイでベストアマチュアを獲得した。
次戦は「オーガスタ女子アマ」
◆国内女子プロゴルフ<Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント 3月17~19日 鹿児島高牧カントリークラブ(鹿児島県) 6419ヤード・パー72>

17歳のアマチュア、馬場咲希が最終日を5バーディー、4ボギーの71で回り、通算9アンダーの16位タイでベストアマチュアを獲得した。
「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」が今季の国内女子ツアー初戦となった馬場は、初日を6バーディー、ノーボギーの「66」で回り、トップと1打差の単独4位でホールアウト。2日目も「70」で回り優勝争いに食い込んだが、最終日にスコアを伸ばせず、「昨日プレーが終わった後に応援してくれている方たちに、『優勝目指して頑張って』と言ってもらっていたんですけど、その優勝を目指せる位置にいたのに、スコアを伸ばせなかったのが悔しいです」と唇を噛んだ。
父・哲也さんから指摘されていた「3日目のラウンドと終盤での悪いクセ」が今後の課題だ。それでも堂々のベストアマチュア獲得。今季は2月の米女子ツアー「ホンダLPGAタイランド」に出場し、34位タイと結果を残して、日本ツアーへの参戦した。
次は「オーガスタナショナル女子アマチュア」(3月29日~4月1日)に出場する。米男子ツアー「マスターズ」の1週間前に開催され、日本からは史上最多の10選手が出場するとあって注目の大会となる。
馬場自身も「ここでまた一段階上の経験ができたので、次に生かせるようにしたい」と意気込む。この後は、米女子メジャーの「シェブロン選手権」(4月20~23日)、日本ツアーは「ブリヂストンレディスオープン」(5月18~21日)に出場予定だ。
馬場 咲希(ばば・さき)
2005年4月25日生まれ、東京都出身。父親の影響で5歳からゴルフを始める。東京都ジュニアゴルフ選手権(18年)、関東ジュニアゴルフ選手権(19年)、東京都女子アマチュアゴルフ選手権(21年)などで優勝。175センチの長身で、270ヤードのドライバー飛距離が武器。昨年は全米女子オープンに予選会を経て出場し、決勝ラウンドに進んで49位。8月の全米女子アマでは、日本勢として85年の服部道子以来、37年ぶりとなる優勝を手にした。
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