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- オーガスタ女子アマ初日 馬場咲希は23位タイ発進 日本勢最高位は荒木優奈の13位タイ
オーガスタナショナルGCが主催する「オーガスタナショナル女子アマチュア」が初日を迎え、日本勢は荒木優奈がイーブンパーの13位タイで最高位、全米女子アマ覇者の馬場咲希は2オーバーの23位タイでスタートした。
普段と違う左へのミスに対応できず
◆海外アマチュア競技<オーガスタナショナル女子アマチュア 3月29日~4月1日 オーガスタナショナルGC、チャンピオンズリトリートGC(ジョージア州)>
オーガスタナショナルGCが主催する「オーガスタナショナル女子アマチュア」が初日を迎え、日本勢は荒木優奈がイーブンパーの13位タイで最高位、全米女子アマ覇者の馬場咲希は2オーバーの23位タイでスタートした。
同大会は54ホールのストロークプレー。予選2日間はチャンピオンズリトリートGCで行われ、上位30位タイまでの選手が予選通過。4月1日にオーガスタナショナルGCで開催される最終ラウンドに進出する。ただし、3月31日に行われるオーガスタでの練習日には全選手がプレーできる。
10番からスタートした馬場は10番から13番までスコアカード通りの静かな立ち上がり。しかし、14番パー5でボギーが先行してしまう。17番パー3をバーディーとしイーブンパーに戻すも、折り返しの1番と2番を連続ボギー。3番ですぐ一つ取り返したが、その後は5番で痛恨のダブルボギー、上がり3ホールをバーディー、ボギー、バーディーと、出入りの激しい1日となった。
馬場は初日を次のように振り返った。
「今日はショットでつかまる(左に行く)ミスが多くて、普段はどちらかというと右のミスが多いので、うまくつかまるミスに対応できずにオーバーパーで回ってしまいました。左に外すとだいたい難しいアプローチが残ってしまうので、そこはうまく対応できたところでした。結構これは寄らないでしょっていうアプローチが多かったので、そこはしょうがないかなという感じで、今日はショットが原因で(悪かった)という感じです」
この日は6アンダーで初日トップのローズ・チャンと同組でのプレー。「すごかったです。パッティング。すごいロングパットを決める場面が多かったり、後はショートパットとかも全部入っていました」と舌を巻いたが、世界アマの際にも会話したことがある関係とあって、日本語について質問されたり、チャンが中国語を学んでいることなど、語学についての話題で会話が弾んだようだ。
松山英樹の元相棒として知られる進藤大典氏がキャディーについている馬場。最終ホールでバーディーかイーグルを絶対取ると発破をかけてくれるなど、良い刺激を与えてもらっているようだ。「明日はつかまるミスを改善してうまくアンダーが出せたらいいな」と、勝負の2日目への意気込みを語った。
一方、3バーディー、3ボギーのイーブンパー、日本勢最高の13位タイで初日を終えた荒木は「できればアンダーで回りたかったですが、そこまで大きな出遅れではないので、まあまあかなと思います」と、初日を冷静に振り返った。
2日目に向けては「優勝を目指してきたのでアンダーで回るのはマストだと思いますが、60台とか言い過ぎたらまたイライラしちゃうので、アンダーという最低ラインを引いて頑張りたいと思います」と、入れ込み過ぎないよう自らの手綱を締める。「オーガスタナショナルを回って優勝したいです」と、力強い言葉で締めくくった。
同大会に日本からは21年チャンピオンの梶谷翼、昨年の全米女子アマ覇者の馬場咲希をはじめ、吉田鈴、寺岡沙弥香、荒木優奈、六車日那乃、橋本美月、新地真美夏、伊藤二花、上田澪空の10名が出場している。
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