2週連続の“シンデレラストーリー”完成なるか!? 単独首位で迎える鶴岡果恋が運命の最終日に挑む

国内女子ツアー・ヤマハレディースオープン葛城の第3ラウンド、ツアー初優勝を狙う鶴岡果恋が7バーディー、2ボギーで67をマーク。通算10アンダーまでスコアを伸ばし、単独首位に立った。

ボギーでいいと思えたほど冷静だった

◆国内女子プロゴルフ<ヤマハレディースオープン葛城 3月30日~4月2日 葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県) 6480ヤード・パー72>

 これも前週の山内日菜子がもたらした流れなのだろうか。アクサレディスゴルフトーナメントではQTランキング181位、主催者推薦で出場した山内が涙の優勝を飾ったが、今大会でも同ランキング65位、主催者推薦で出場している鶴岡果恋が3日目を終えて単独首位に立った。

 仮にこのまま逃げ切れば主催者推薦の選手による2週連続優勝となり、JLPGA史上初の快挙になる。

通算10アンダーの単独首位で最終日を迎えた鶴岡果恋 写真:Getty Images
通算10アンダーの単独首位で最終日を迎えた鶴岡果恋 写真:Getty Images

 上位陣がなかなかスコアを伸ばせない中、スコアボードを駆け上がったのが鶴岡だった。「毎日3アンダーを目標にしていましたが、それ以上のスコアを出せているのでうれしいです」とラウンド後に笑みを浮かべる。

 しかし、ピンチが全くなかったわけではない。16番パー4ではティーショットを右のラフに打ち込む。ツマ先上がりのライから5番ユーティリティーで放った第2打は引っかけ気味に飛んでいき、グリーン左サイドのガケ下まで転がり落ちてしまった。

 当然、グリーン面は見えず、距離感だけで勝負しなければいけない。見ていた多くの人がダブルボギーすらあり得ると思うような状況で、鶴岡は冷静だったという。

「とにかくダブルボギーを打たなければいいかなと。ボギーでいいんだと思いました」。そう考えることで、気持ちに余裕ができたという。

 58度で放った約30ヤードのアプローチは見事にグリーンをとらえ、8メートルの距離を残した。パーパットは惜しくも外れたが、予定通りにボギーフィニッシュ。

 メンタル的なショックを受けなかったことが功を奏したのか、続く17番パー3では2メートルのバーディーパットを沈めて、すぐにスコアを戻した。

目指すは全試合出場
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