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- イ・ボミに続きユン・チェヨンも…韓国女子ゴルファーの相次ぐ引退に見る日本ツアーとの向き合い方の変化
今季限りで日本女子ツアーからの引退を決めたイ・ボミをはじめ、ユン・チェヨンも引退を決めた。近年、日本ツアーで活躍した韓国選手の引退が相次いでいるが、そこから見えてくるものを探った。
シード喪失、結婚・出産、コロナ禍

しかし、ここ数年で韓国選手たちが日本ツアーから去るようになったのは、さまざまな要因が重なったからだ。一つはそもそもシードを落として日本ツアーの出場権がないことが大きい。キム・ハヌルも「シードを落としたらQT(予選会)に行くことはない」と引退を決めていたし、イ・ボミもあえてQTには進まず、主催者推薦がもらえる試合にだけ出場すると話していた。試合に出ても成績を残せなくなってきたことや来日当初のようなモチベーションも保つのが難しくなったことで、引退が頭をよぎっていたはずだ。
年齢的にも30代後半に差し掛かり、今後の人生を考えるようにもなっただろう。結婚や出産後に子育てと両立してゴルフを続けるか、引退してからゆっくりとゴルフ関連の仕事を続ける選手もいるだろう。
アン・ソンジュは双子を出産した後に産休制度を利用して帰国したが、子どもを連れて日本ツアーを転戦することは難しいと判断し、母国ツアーへの復帰を決めている。
また、20年からのコロナ禍で日本と韓国を自由に行き来できなくなり、入国時には2週間の隔離が必要など、日本に拠点がない韓国選手にとっては厳しいツアー生活を強いられた。イ・ボミもキム・ハヌルもコロナ禍で「コンディションを崩したり、モチベーションの低下は否めなかった」とも話していた。試合勘が鈍り賞金シードを落とすなど、十分な練習環境を確保できなかったのは想像に難くない。
いずれ日本から韓国女子選手が消える?
加えて、今や韓国選手の新たな日本ツアー挑戦は、ほぼないに等しい。その要因はいくつかある。韓国ツアーは23年シーズンには32試合開催されるまでとなり、賞金額も毎年増えている。日本の女子ツアー人気同様に、韓国ツアーが充実することで、米国や日本に行かなくてもよくなった。国内に踏みとどまる選手が増えてきているのだ。実際にスポットで出られる海外メジャーに挑戦する韓国選手は、年々、減少傾向にあり、自国ツアーを優先する選手が増えている。
それに日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の制度変更で、現在は韓国ツアー選手が日本でプレーするには、日本のプロテストに合格するなどして“正会員”になる必要がある。19年度のプロテストに合格したアン・シネや昨年合格を勝ち取り今季ステップ・アップ・ツアーに参戦しているジョン・ジユがそうだが、もう彼女たちのような選手が出てくることはほぼないだろう。
時代の流れとともに、韓国の選手たちのマインドにも変化が訪れている。あと数年もすれば、日本ツアーから韓国選手の名前が消えていてもおかしくはないが、果たしてそれでいいのだろうか。
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