J・ラームが英雄セベの誕生日にスペイン人4人目のマスターズ優勝! 松山は16位タイに終わる

今季最初のメジャー「マスターズ」はスペイン人のジョン・ラームが初優勝。スペイン人4人目となるマスターズ王者となった。

英雄の誕生日に感動的なマスターズ初優勝を飾ったラーム

◆米国男子プロゴルフ<マスターズトーナメント 4月6~9日 オーガスタナショナルゴルフクラブ(ジョージア州) 7545ヤード・パー72>

 母国が誇る偉大な先輩・セベ・バレステロスの誕生日に、ジョン・ラームがスペイン人4人目のマスターズ王者となった。

 今は亡きバレステロスが、80年にスペイン人として初めてグリーンジャケットを着てから43年。83年のバレステロス2勝目、ホセ・マリア・オラサバル(94、99年)、セルヒオ・ガルシア(2017年)に続く快挙となった。

 18番のグリーンサイドで、歴代優勝者の証、グリーンジャケットを着たオラサバルが、歓喜の面持ちでラームのケリー夫人を祝福。優勝が決まった瞬間、両手を上げて喜びを爆発させ、すぐに両手で顔を覆ったラームを熱いハグで祝った。

優勝を決め、両手を突き上げて喜びを表現したジョン・ラーム 写真:Getty Images
優勝を決め、両手を突き上げて喜びを表現したジョン・ラーム 写真:Getty Images

 生きていれば66歳の誕生日を迎えるはずだったバレステロスから続く、スペインの熱い魂が再びオーガスタの地に舞い降りた。

 悪天候でサスペンデッドが続く波乱の展開となった第87回マスターズは現地時間9日、第3ラウンドの残りと最終ラウンドを行った。

 ラームは、首位のブルックス・ケプカに2打のビハインドから最終組でこれを猛追。思うようなプレーができずにボギーが先行したケプカに代わり6番で首位に立った後は、堅実なプレーを続けた。

 4バーディー、1ボギーで通算12アンダー。ケプカ、フィル・ミケルソンに4打差をつけ大会初優勝を果たした。21年全米オープン以来のメジャー2勝目だ。

 最終日に猛チャージを見せたのが、大会3勝(2004、2006,2010年)のフィル・ミケルソンだ。8バーディー、1ボギーの7アンダーでプレーして通算8アンダー。ケプカと並ぶ2位タイに入った。

 新興ツアーのリブゴルフに参加したため、米ツアーでプレーする機会は激減しているが、底力を見せたミケルソン。21年には50歳で全米プロを制しているだけに、最終組が混戦模様の中、早い時間にホールアウトしてクラブハウスリーダーとなった時には大会4勝目が期待されたが、手が届かなかった。

「体がいい状態で4日間プレーできてないのが悔しい」(松山)
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