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- 菅楓華が“歴代最高ペース”の1.7127 菅沼菜々は57位→4位… 今季7戦で見えたスタッツの異変
今季7戦を終えた国内女子ツアーで、スタッツに異変が生じている。菅楓華(すが・ふうか)は平均パット数でツアー新記録ペース、菅沼菜々(すがぬま・なな)はパーオン率が57位から4位へ急浮上。各部門で更新の可能性が見えてきた。
菅楓華の平均パット数がツアー新記録なるか

3月のダイキンオーキッドレディスで開幕した国内女子ツアーは、今季7戦を終了しました。現時点(4月27日)でのスタッツの注目ポイントを挙げていきます。
まず、パーオンホールの平均パット数です。昨季3位だった鈴木愛が2位、1位だった河本結が3位、4位だった佐久間朱莉が5位に入っており、昨季上位に入った選手の多くが今季も上位に位置しています。

そして、注目したいのが菅楓華です。昨季は6位と、すでにパット巧者といえる成績を残していましたが、今季は現時点で1位。平均1.7127は、このまま推移すれば、2024年に山下美夢有が記録した数値を更新するツアー新記録となる可能性があります。
菅はポイントランキングで2位につけていますが、パーオン率は今季現時点で11位。ショット精度が、パーオン率5位だった昨季の状態に戻れば、年間を通して高水準で安定した成績を残す可能性があります。
佐久間朱莉や金澤志奈にもツアー新記録の期待
トータルドライビングとサンドセーブ率でも、ツアー新記録更新への期待が高まっています。
今季現時点のトータルドライビング1位は佐久間朱莉で、数値は15。このままいけば、2020-21年シーズンに西郷真央が記録した33を大幅に更新する可能性があります。
また、サンドセーブ率1位は金澤志奈で72.7273%。このまま推移すれば、昨季に柏原明日架が記録した63.5036%を上回る見込みです。
菅沼菜々のパーオン率が急上昇

次にパーオン率です。昨季1位の高橋彩華は今季2位、昨季2位の申ジエは8位、昨季4位の桑木志帆は5位と、上位常連の多くが今季も上位につけています。
その中で目立つのが菅沼菜々です。昨季は57位でしたが、今季は現時点で4位。昨季までの最高位が、2勝を挙げた2023年シーズンの30位であることからも、ショット精度の大幅な向上がうかがえます。
今季は5試合に出場し、優勝こそないものの予選落ちはなく、トップ10が2回。平均ストロークも13位と安定しており、現在のショットの安定感が続けば、優勝争いに加わる機会はさらに増えそうです。
ドライビングディスタンスで目立つベテラン勢の上昇
ドライビングディスタンスでは、昨季2位の穴井詩が1位、昨季1位の神谷そらが5位と、例年上位に名を連ねる選手が今季も上位に位置しています。
一方で、渡邉彩香が2位、イ・ミニョンが6位と、ベテラン勢の上昇も目立ちます。
渡邉はもともと飛ばし屋として知られ、ドライビングディスタンスの計測が始まった2017年以降、2023年シーズンまで10位以内を外したのは1度のみでした。しかし、2024年と昨季はともに18位と、30歳を過ぎてからやや飛距離の低下が見られていましたが、今季はその健在ぶりを示しています。
イ・ミニョンはこれまでの最高位が12位で、昨季は21位。34歳となった今季は大きく順位を上げており、初のトップ10入りの可能性も見えてきました。
パー5の平均スコア 3季連続“全選手5.0未満”なるか

国内女子ツアー全体のレベルアップは、パー5の平均スコアにも表れています。2024年シーズンに初めて、規定ラウンド数に達した全選手の中で、パー5の平均スコアが5.0以上の選手が0人となり、昨季も同様に0人でした。今季も達成されれば3季連続となります。
かつては5.0以上の選手も珍しくありませんでしたが、直近2シーズンはゼロ。「パー5でスコアを伸ばせないとツアーで戦えない」時代に入ったことを示しています。
今季現時点では、5.0以上の選手は14人いますが、最下位でも5.1538。この先の推移次第では、今季も最終的に0人となる可能性は十分にあります。
ツアーはまだ序盤戦。今後は順位や各種データの変動も大きくなると見られます。引き続き、国内女子ツアーのスタッツに注目です。
解説:野洲明
ゴルフ活動家/各種スポーツメディアに寄稿、ゴルフ情報サイトも運営する。多くのゴルファーを見てきた経験や科学的根拠をもとに、論理的なハウツー系記事などを中心に執筆。ゴルフリテラシーを高める情報を発信している。
菅 楓華(すが・ふうか)
2005年5月17日生まれ、宮崎県出身。近所の公園で遊んでいたお姉さんに誘われ、6歳でゴルフを始めた。中学時代に九州大会を制し、ジュニア国際大会でも日本代表として活躍。2023年プロテストに一発合格するも、ファイナルQTでは不運な失格を経験した。24年のプロデビュー戦で7位タイと存在感を示し、25年「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で悲願のツアー初優勝。将来は年間女王を目標に成長を続けている。
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