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- 無名の日本人選手が韓国女子ゴルフ3部ツアーで初優勝! 「結果を出してKLPGA会員資格を得たい」
韓国女子プロゴルフ3部ツアーの「ジャンプツアー」で日本人選手の吉津谷彩香(きつや・さやか)が初優勝した。予想外の優勝で「日本のプロテストを受けず、韓国で会員資格を得る」と意気込む。
迷っていた日本のプロテストは「受けない」
日本のプロテストにまだ合格していない日本人選手が、韓国女子プロゴルフ3部ツアー「2023百済CC・サムデイン ホンサムボル ジャンツアー1次戦」(4月11~12日)で初優勝を果たした。
名前は吉津谷彩香(きつや・さやか)で、2002年3月生まれの21歳。山下美夢有や西郷真央と同年代にあたる選手だ。吉津谷は初日を「71」、2日目の最終日を「70」でラウンドして通算3アンダーで優勝した。

韓国3部ツアーに出場するようになったきっかけについて、韓国スポーツ専門サイト「スポーツタイムス」が彼女の声を報じている。
「知人がいて、昨年の冬に韓国でゴルフをしたことがあるのですが、一緒にラウンドした方が『KLPGAツアーに挑戦してみてはどうか?』と勧めてくれまました。私も韓国の選手が、日本や米国ツアーで優勝する姿を見て育ったので、韓国ツアーにも興味がありましたし、プレーしてみたいなと思っていました」
「それでKLPGAツアーについて調べたところ、外国人も韓国選手と同じ条件で入会できる規定に変更されたと知り、挑戦するようになりました」
韓国ツアーは昨年から外国人選手のツアー出場規定を変更。元々は韓国籍の選手だけが出場可能だった“準会員選抜戦”(=QT)と“ジャンプツアー”を全面開放した。

吉津谷は今大会での優勝で「韓国のジャンプツアーの結果を見て、日本でプロテストを受けるか、韓国で新たに挑戦するかを決めようと思った。予想外にも3部ツアー初戦で優勝できて、心を決めました。残り3つの試合でもいい成績を収めて、KLPGAインターナショナル会員の資格を得られるようにベストを尽くしたい」と語っている。
吉津谷は残り3つの試合(同大会は4次戦まである)で一定の結果を残せば、KLPGAインターナショナル会員資格を取得でき、KLPGA正会員と同等の資格が付与され、2部ツアーやレギュラーツアー出場への道が開ける。
日本でプロテストを受けず、韓国ツアーへの道を選んだ吉津谷。日本のプロテストは狭き門といわれるが、これからは韓国ツアーに活路を見い出す選手が少しずつ増えていくかもしれない。
今後、吉津谷がKLPGAの正会員となれるか注目したい。
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