石川遼が「ありがたいですね」と語った“深い”ワケ 史上初の日欧共催大会で日本勢が得たもの | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

石川遼が「ありがたいですね」と語った“深い”ワケ 史上初の日欧共催大会で日本勢が得たもの

史上初の日本と欧州の共催大会となった「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」。国内最高額の優勝賞金4420万3400円を獲得したのは、オーストラリアのルーカス・ハーバートだった。日本人選手は岩田寛が4位タイと健闘。中島啓太、金谷拓実が12位タイに入り、石川遼は31位タイで戦いを終えた。

ピンチが一転チャンスに

◆国内男子ゴルフ&欧州男子ゴルフ<ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント! 4月20~4月23日 PGM石岡ゴルフクラブ (茨城県) 7039ヤード・パー70>

 史上初めて日本と欧州ツアーの共催試合となった「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」。

 オーストラリアのルーカス・ハーバートが優勝し、トップテンには岩田寛しか日本人選手が入れなかったことを考えれば欧州ツアーの圧勝になるのかもしれない。しかし、最終日は白熱した試合展開となった。

プレーオフを制し優勝を手にしたルーカス・ハーバート 写真:Getty Images
プレーオフを制し優勝を手にしたルーカス・ハーバート 写真:Getty Images

 72ホールを終えた時点で15アンダーの首位タイに並んでいたのが、ハーバートとカナダのアーロン・コカリルの2人。

 プレーオフは最終18番パー4の繰り返しとなったが、1ホール目はともにパーで勝負は2ホール目へ。ティーショットを右の林に打ち込んだハーバートに対し、コカリルはしっかりとフェアウェイをキープする。この時点ではコカリル有利かと思われたが、そうならないのがゴルフの面白いところ。

 ハーバートのボールは木の真後ろにあったものの、カート道路の救済を受けることができ、ベアグラウンドにドロップ。すると、幸運にも目の前が開け、グリーンをしっかりと狙えるところに。

「サンドウェッジでフルショットの距離が残っていたのでラッキーでした」と振り返り、ベアグラウンドだったことで、フライヤーの計算をしなくてもよく、ボールはピン手前3・5メートルにナイスオン。コカリルの内側につけた。

 慎重にラインを読み、リズムよくストロークしたボールはジャストインでカップの中に消えると、派手なガッツポーズを見せたハーバート。欧州ツアーで2勝、米ツアーで1勝を挙げていた実力を見せつけた。

セッティングの難しさを喜んでいた日本人選手
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