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- 石川遼が「ありがたいですね」と語った“深い”ワケ 史上初の日欧共催大会で日本勢が得たもの
史上初の日本と欧州の共催大会となった「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」。国内最高額の優勝賞金4420万3400円を獲得したのは、オーストラリアのルーカス・ハーバートだった。日本人選手は岩田寛が4位タイと健闘。中島啓太、金谷拓実が12位タイに入り、石川遼は31位タイで戦いを終えた。
セッティングの難しさを喜んでいた日本人選手

結果だけを見れば欧州ツアー勢が上位を占めたものの、日本人選手にとっては得るものが多かった4日間だったのは間違いない。
「世界を股にかけている選手、世界を目指している選手が多数出場してくれたことはありがたいですね」と語るのは石川遼だ。かつては米ツアーを主戦場としていたこともあって、日本人選手が海外で活躍するには何が足りないのか、どういう環境が必要なのかを最も理解している一人でもある。
石川が言いたいのは、ワールドクラスの選手が多数出場することで、世界のレベルがどれだけ高いのか、自分たちとの差はどれだけあるのかを認識できるということだ。さらに、国内にいながら海外レベルの難しいセッティングを体感することも大きい。
昨年の「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」を同コースで開催していたが、石川によると「セッティングでこんなにも難しく変わるんですね」と驚いていた選手が多数いたと言う。
ただ「めちゃくちゃ難しいですけど良いですよねという声が多く、みんな目が輝いていましたよ」と海外風味のセッティングを楽しんでいたとのこと。実際「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」でのピン位置はエッジから4ヤードが最も端だったが、今回は3ヤードというホールが多数あった。それだけで難易度は一気に上がったはずだ。
海外の選手に負けないためにも、日本人選手はもっと海外へ出て行くべきだと言うが、そう簡単に米ツアーや欧州ツアーに出場できるわけでもない。海外へ行きたくても行けない選手のほうがむしろ多いのだ。
だからこそ「今回は日本ツアーからも全体の3割ぐらい出場できたことも大きいですね。出場した選手は来年も出たいと頑張るだろうし、出場できなかった選手は来年こそ出場できるように今年の賞金ランキングを上げようとするでしょう」という石川の言葉には説得力がある。
国内ツアーに良い刺激を与えてくれたこと、それがコースセッティングや選手に影響し、全体のレベルアップにつながるのであれば日本ツアーの“勝ち”なのかもしれない。
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