「私たちよりもギャラリーの方が大変」
◆国内女子プロゴルフ<ブリヂストンレディスオープン 5月18~21日 中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県) 6573ヤード・パー71>
国内女子ツアーのブリヂストンレディスオープン2日目は、降雨によるコンディション不良のためサスペンデッドとなった。午前からスタートした組はホールアウトしたが、午後からスタートした組は降雨によるコンディション不良のため午後2時11分に中断となり、天候の回復が見込まれなかったためそのままサスペンデッドに。競技は20日の午前6時45分より再開の予定だ。

上位は単独首位から出た岩井明愛が10番を終えた時点で通算7アンダーの暫定首位をキープ。午前組の鈴木愛が4バーディー、ノーボギーの「67」で回り、通算5アンダーの暫定2位タイ。小祝さくらも、この日3つスコアを伸ばして通算4アンダーの暫定4位タイにつけている。
国内ツアー今季初戦の渋野日向子は、8番終了時点で通算6オーバーの暫定89位タイ。
渋野は試合後に囲み取材に応じ、「私たちよりもギャラリーの方のほうが大変だなと思いました。こけている人たちも何度か見ました。ギャラリーは思っていたよりも多かったです。こういう天候になるのも分かっていた中で来てくれてありがたかったですし、頑張らんといけんと思っていたので、頑張っているつもりですけど、なかなか難しいですね……。明日は天気がいいので、3つ4つ(伸ばすこと)は必要なので、相当頑張らないといけないかなと思います」と、予選通過へ巻き返しを誓っていた。
渋野 日向子(しぶの・ひなこ)
1998年生まれ、岡山県出身。2019年のAIG全英女子オープンでメジャー初制覇。同年は国内ツアーでも4勝をマークし、賞金ランキング2位と躍進した。2020-21シーズンは、スタンレーレディスゴルフトーナメント、樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメントで勝利。昨季は米ツアーを主戦場に戦った。国内ツアー通算6勝。サントリー所属。