「明日もパターで攻めていきたい」
◆国内女子プロゴルフ<宮里藍サントリーレディスオープン 6月8~11日 六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県) 6513ヤード・パー72>
大会3日目を10アンダーの単独2位から出た脇元華は、出だし1番パー5から3メートルのバーディーパットを沈めて好発進を決めると、4番パー5でも6メートル、7番パー4で4メートルを沈めてバーディー。9番パー4でボギーを叩いたが、後半も2つバーディーを奪い、68の通算14アンダーの2位タイでフィニッシュした。

「もうちょっと取れるところは取りたかったけれど、耐えるところをパーで抑えられたのでよかったかな、と思います。バーディーを取れそうなチャンスは11番、12番、13番とすべてオンラインショートしてしまった。後半だけで3回あったので、明日はそれをなくしたいなって思います。絶対にオーバーさせる気持ちで打っていきたい」
トップの岩井千怜とは5打差。伸ばし合いの展開について「面白かったです。やっぱり千怜ちゃんも強いなって感じましたし、うまいなと思いました」と振り返る。
今大会は優勝者と2位にはAIG女子オープン出場権が与えられるが「そこも意識してやりたい」と話す。
逆転でのツアー初優勝の可能性も残されており、「今日はパッティングのリズムに気をつけたのと、早打ちにならないようにリズムを心掛けました。明日もパターで攻めていきたい」と前を向いた。
脇元 華(わきもと・はな)
1997年10月4日生まれ、宮崎県出身。2018年にプロテスト合格し、2019年にツアーデビュー。同年の地元開催「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」で4位タイに入るなど前半戦で安定した成績を残し、賞金ランキング47位で初年度からシードを獲得した。GMOインターネットグループ所属。