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- きょう開幕! なぜ全英オープンはリンクスでしかやらないのか?
今年の全英オープンは、7月20日からイングランドの西海岸に位置するロイヤルリバプールGCで開催されます。ホイレイクとも呼ばれるこのコースはもちろんリンクスですが、なぜ全英オープンはリンクスでしか開催されないのでしょうか?
交通の便なども開催地を決める要素に

スコットランドにはエディンバラやグラスゴー近郊の他にも、歴史と伝統のある真のリンクスコースが全国に点在しています。
一般にはリンクスと呼ばれながらも造成されたパークランドの要素もある、カーヌスティーやセントアンドリュースでは何度も全英オープンが開催されているにもかかわらず、ロイヤルドーノックに代表されるような素晴らしい天然のリンクスが一度も全英オープンに選出されていないのはなぜなんでしょう?
全英オープンの開催地が特定のリンクスコースに限定されている理由について、川田氏は「(他のコースが)遠い!」と一言述べています。全英オープンはプロやアマチュアを含むすべてのゴルファーが参加できる大会であり、初期の頃は英国やオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカなどのコモンウェルス諸国からの参加者が中心でした。当時は参加者も少なく、問題はありませんでした。
しかし、全英オープンに米国のスター選手などが参加し始めると、大会は爆発的な人気を得るようになりました。それに伴い、十分な交通アクセスや宿泊施設などのインフラが必要とされるようになりました。
川田氏は、地方自治体や企業の協力が必要であり、コースとしての良し悪し以外にも、開催地としての交通や宿泊施設の提供が重要な要素であることを指摘しています。したがって、リンクスコースの中には、これらの要素を充足するだけのインフラや施設が整っていないために、全英オープンの開催地に選ばれないものもあると考えられます。
全英オープンの開催地選定には、ゴルフコースの歴史や伝統だけではなく、施設やアクセス面でも綿密な計画と協力が必要とされていることが分かります。
ロイヤルリバプールはどんなコース?
今年の全英オープンは、7月20日からイングランドの西海岸に位置するロイヤルリバプールGCで開催されます。
リンクスコースは地形の起伏や風の影響を受ける特徴があり、プレーヤーは変化する風向きや強さ、地形の変化に対応しながらプレーする必要があります。フェアウェイの起伏の多さが特徴的なリンクスコースの中で、ロイヤルリバプールは比較的フラットと言われていますが、それでも海岸線に位置し、風が吹き荒れ、西海岸の芝草はラフが強いと予想されます。そのため、技術や戦略が試され、ゴルフの真髄が体現されるのです。
全英オープンはその歴史と伝統に基づき、リンクスコースを選び続けてきました。川田氏の例えによれば、「”God Save the Queen” のQueenがKingになるくらいの違いはあれど、物事を変えようとしないのが英国人の気質」なのです。リンクスコースの特徴と難しさが、何よりもこの大会の魅力を高めています。
ぜひ今年の全英オープンを現地や映像で観戦しながらリンクスコースの魅力に触れ、その歴史と伝統を感じてください。
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