ストロー1本でヘッドアップを防止して捻転が作れる! レトロで簡単な「くわえタバコ」ドリル | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

ストロー1本でヘッドアップを防止して捻転が作れる! レトロで簡単な「くわえタバコ」ドリル

練習場に行く気も起きないような酷暑が続いています。そこで、インドアレンジやおうちで「簡単手軽」にスイング練習できるドリルを紹介します。これ、昔のプロゴルファーたちが行なっていた「レトロ」なドリルをオマージュしたもの。現代のゴルファーでも同じ効果を得られるので、ぜひ一度試してみて下さい。

昔のプロは「火のついたタバコをくわえたまま」スイングできた

 昔のプロたちがやっていた練習で、現代ゴルファーが「絶対にできないけど効果大」なドリルを紹介します。

昔のプロたちは「火のついたタバコ」をくわえたままショットすることで、顔を動かさず両肩を入れ替えるスイングを身につけていた。現代ドリルでは「ストロー」で代用できる
昔のプロたちは「火のついたタバコ」をくわえたままショットすることで、顔を動かさず両肩を入れ替えるスイングを身につけていた。現代ドリルでは「ストロー」で代用できる

 それは火のついたタバコをくわえながらショットする練習。この練習の最大の効果は、前傾角度を崩さずに両肩が入れ替わるスイングができること。というか、できないと肩にタバコの火がついてヤケドしてしまうのです。

 現代では絶対にできないので「1本のストロー」で代用します。コンビニでもらったストローならコストは0円。おうちなら、クラブを持たず両手を合わせてシャドースイングを行うだけで、想像以上の効果を感じると思います。

 改めていいますが、絶対にくわえタバコでは行わないでください。

直立して水平に体を回すスイングでも効果アリ

 いきなり前傾姿勢でスイングしないで、まずは直立姿勢でストローを両肩に当てないように水平回転するだけで十分に効果があります。

最初は直立した姿勢から水平に体を回しスイングするドリルでも効果は十分
最初は直立した姿勢から水平に体を回しスイングするドリルでも効果は十分

 その際、歯を食いしばってストローを噛んでしまったら「口の中がキリみ過ぎ」の証拠。これだけでもできない人がたくさんいました。「なぜかリキんでしまう」というゴルファーにも効果的なトレーニングになるはずです。

 レッスンプロがよくいう「肩をアゴの下に……」という動きが体感できる人もたくさんいます。口の中だけでなく、首と肩の力も抜いてクラブを持たずにシャドースイングするだけで、ストレッチ的なトレーニングになるでしょう。

首&肩周りの柔軟性UPと「ヘッドアップ防止」効果も得られる

【写真】「時代だなぁ」くわえタバコでティーショットを待つベン・ホーガンとアーノルド・パーマー

画像ギャラリー

1966年マスターズ。くわえタバコでたたずむベン・ホーガン(左)とアーノルド・パーマー(右) 写真:Getty Images
スコップにこんもりと盛った砂を…
ディボット跡にバサッと落として…
芝と同じ高さになるように足の裏で広げる
踏み固めずに平らにならす要領で
目土をした端のところから芝が顔を出しているような仕上がりを目指そう
バラバラになったターフは戻さなくてOK
自分がつくったディボット跡にボールが入ったら後続組に申し訳ない
JGMセベバレステロスGCの戸島義貴グリーンキーパーいわく、ほとんどの人は砂の量が少なすぎる
まずボールの進行方向側からグリーンフォークを入れて戻す
2~3センチあけて戻すを繰り返し、ぐるりと円状に
2~3センチあけて戻すを繰り返し、ぐるりと円状に
2~3センチあけて戻すを繰り返し、ぐるりと円状に
2~3センチあけて戻すを繰り返し、ぐるりと円状に
2~3センチあけて戻すを繰り返し、ぐるりと円状に
この時点でかなり戻っている
窪みが大きい場合は円を広げて、またぐるりと戻す
窪みが大きい場合は円を広げて、またぐるりと戻す
窪みが大きい場合は円を広げて、またぐるりと戻す
窪みが大きい場合は円を広げて、またぐるりと戻す
最後にパターで軽くトントンとならす。手で軽く押さえても良い
まず斜めにグリーンフォークを入れたら…
フォークのお尻を上げるようにして芝を寄せる
先端を上げるような使い方は芝の根を切るのでNG
昔のプロたちは「火のついたタバコ」をくわえたままショットすることで、顔を動かさず両肩を入れ替えるスイングを身につけていた。現代ドリルでは「ストロー」で代用できる
最初は直立した姿勢から水平に体を回しスイングするドリルでも効果は十分
ストローを加えてスイングするだけで顔の向きが確認できるので、ヘッドアップ防止の効果もある
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