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- 男子ゴルフツアーは本当に“オワコン”なのか? 実際に観戦して感じた「会場の熱気」
女子ツアーの人気の高さも相まって、長年低迷が叫ばれている国内男子ツアー。実際、ギャラリー数だけを見ればその差は歴然だが、数字だけでは分からない部分もあるはずです。そこで、実際に男子ツアーを生観戦して、実情をレポートしました。
女子ツアーのギャラリー数と比べると1/3~1/4
新型コロナウイルスの感染症法上の扱いが2類相当から5類に移行したので、ひさしぶりに男子プロゴルフトーナメントの観戦に行こうと思っていたのですが、なかなか機会がありませんでした。
そんな中、8月3~6日に「横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~」(神奈川県・横浜カントリークラブ)という試合が新設されました。ちょうどいい機会なので観戦に行ってきました。

観戦の目的は、このところ女子ツアーに比べて男子ツアーは盛り上がりに欠けているといわれているので、それが本当なのか現地で確かめてみようと思ったからです。
本来であれば6月29日~7月2日の女子プロゴルフトーナメント「資生堂レディースオープン」(神奈川県・戸塚カントリー倶楽部)を観戦した後に、「横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~」を観戦すれば、公平に比較できると考えていました。
なぜならば、横浜カントリークラブと戸塚カントリー倶楽部は地図で見ると隣同士、ギャラリーバスの運行もJR東戸塚駅西口発着とまったく一緒なのです。
ところが残念なことに「資生堂レディースオープン」は仕事の都合で現地に行くことができずにインターネット視聴でした。「横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~」のみ現地に足を運んだ印象を記した記事ということでご了承ください。
まずは「資生堂レディースオープン」ですが、初日4097人、2日目4386人、3日目は雨にもかかわらず4902人が足を運びました。優勝者が決まる最終日には8349人が会場を訪れ、大勢のギャラリーの前で優勝カップを掲げたのは19歳の櫻井心那でした。
次に「横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~」ですが、初日1452人、2日目1493人、3日目1529人と集客には苦戦しました。そして最終日も不運が重なり、2299人という結果に終わりました。
不運が重なったというのは、前夜にJR東海道線が電柱に衝突する事故が発生し、JR横須賀線のダイヤが大幅に乱れたからです。観戦に行こうと思っていた人の足を引き止める要因になりました。
さらに雨予報が的中し、最終組がスタートした直後の10時過ぎからバケツをひっくり返したような雨が降り始めました。グリーンやバンカーに水たまりができてしまったので、10時22分に競技が中断しました。コースコンディションを回復するのにかなりの時間を要することが確定したので観戦を諦めるギャラリーが続出しました。
結局、プレーが再開されたのは13時44分でした。通算13アンダーまでスコアを伸ばし、今季2勝目を挙げた中島啓太の周りにギャラリーが少なかったのは仕方がないことでした。
ギャラリーの数は少なかったが熱気は十分に感じた
一方で、ギャラリーが少なかったから盛り上がりに欠けていたかというと、そのようには感じませんでした。
筆者が横浜カントリークラブでトーナメントを観戦するのは3回目です。1回目が2012年9月の「日本女子オープンゴルフ選手権競技」、2回目が2018年10月の「日本オープンゴルフ選手権競技」です。

いずれも横浜カントリークラブ西コースで開催されましたが、2012年と2018年の間に大規模改修工事が行なわれましたから単純比較はできません。ただし、2018年「日本オープンゴルフ選手権競技」と2023年「横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~」のホール構成は一緒です。
そして2012年「日本女子オープンゴルフ選手権競技」のギャラリー数は初日5430人、2日目4687人、3日目1万1437人、最終日1万395人、2018年「日本オープンゴルフ選手権競技」のギャラリー数は初日3372人、2日目3678人、3日目6081人、最終日8011人という記録が残っています。
ギャラリー数だけを見れば2012年と2018年のほうが盛り上がったように思われるかもしれません。でも、3試合とも最終日の試合会場にいた人間の意見としては「ギャラリーが多かろうが少なかろうが、ドキドキワクワクしながら見ている人たちが周りにいれば、その熱気は選手たちにも伝わるんじゃないか」という気がしました。
そして選手たちも、ギャラリーが少ないからといってガッカリするわけでもなく、競技中断が長引いたからといって集中力を切らすこともなく、躍動感あふれるプレーを繰り広げていました。
今は女子ツアーと比べて劣勢に立たされていますが、男子ツアーも若くて魅力的な選手が着実に台頭しています。選手一人一人が応援したくなるプレーを続けていけば、1~2年後にギャラリー数が2~3倍に増える未来を作ることはできるのではないかと感じました。
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