飛距離アップしてもスコアはよくならない… プロとアマで大きく違う「飛ばしとスコアの関係性」とは? | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

飛距離アップしてもスコアはよくならない… プロとアマで大きく違う「飛ばしとスコアの関係性」とは?

プロゴルファーの世界では飛距離と成績はある程度連動するが、飛ばない部類に入る選手でも活躍しているのも事実。競技ゴルファーではないアマチュアの場合、飛距離を追うべきなのか、それとも飛ばしを捨ててスコアメイクすべきなのか。アマチュアは飛距離とスコアにどのような関係性あるのかを筒康博コーチに聞きました。

アマチュアは「セカンドで打てる最大飛距離」が大切

 トッププロや競技ゴルファーにとって、飛距離とスコアメイクには大きな関連があるといわれています。一方で、大きな飛距離が出ないにも関わらず大活躍している選手もたくさんいます。

 そこで、一般アマチュアにとって「飛距離とスコア」に密接な関係があるのか、という質問に答えたいと思います。

 まずプロや競技ゴルファーの場合とは異なり、多くのアマチュアはドライバーの飛距離をスコアメイクと関連づけられない事情があります。

ドライバーの飛距離よりも「セカンドショットで届く」残り距離がどれぐらいなのかが重要
ドライバーの飛距離よりも「セカンドショットで届く」残り距離がどれぐらいなのかが重要

 仮にドライバーで240ヤード飛ばせる人でも、セカンドショットで「フェアウェイウッドに自信がないからユーティリィティーで180ヤードまで」となってしまう場合があるからです。

 この人がティーショットのドライバーで曲がりを抑えて刻む場合、ナイスショットでも180ヤード程度しか飛ばせません。

 アマチュアの場合、ドライバーの飛距離よりも「セカンドで打てる番手の飛距離=スコアメイク」と関係性があると考えています。ドライバーを持たず刻んだ時点で、セカンドショットが届かず3オン狙いになってしまう人が多いのも、プロや競技ゴルファーと大きく異なる点ではないでしょうか。

パー5はチャンスではなく「大叩き」のリスクが増える

 プロや競技ゴルファーにとってパー5はスコアを縮めるチャンスですが、レギュラーティーで90前後のベストスコアを達成しているアマチュアには「大叩き」のリスクが伴います。

 せっかくドライバーでナイスショットしても、セカンドショットで飛距離を稼ぐには確率の非常に低いフェアウェイウッドを使わなければいけません。また「残り280ヤードだから、7番アイアン2回で届く」と考える人もいますが、平らではない芝の上で2回続けてナイスショットする保証がないのも現実。

パー5ではドライバーが成功しても、残り距離に対するショット回数が増えるのでピンチになりやすいのがアマチュア
パー5ではドライバーが成功しても、残り距離に対するショット回数が増えるのでピンチになりやすいのがアマチュア

 スコアメイクに長けたセカンドショットがうまいゴルファーでないと、曲がるリスクを考えて刻んだとしてもパー5のスコアメイクは難しくなってしまいます。

 多くの日本のゴルフ場ではパー5のティーショットは比較的広く打てるわりに、セカンド地点から狭くなる傾向があります。

 現実的にはドライバーでできるだけ飛ばして、セカンドはOBにならない番手で打ち何とか3打目が届くかどうか、という事態になりやすく「いかにボギーで収めるか」と考えながら進めていくホールになっています。

アマチュアのスコアメイクは「アプローチとパターの頑張り」が重要

【写真】セカンドショットのカギを握る一番売れたユーティリティーとは? 23年の年間UTランキング

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ドライバーの飛距離よりも「セカンドショットで届く」残り距離がどれぐらいなのかが重要
パー5ではドライバーが成功しても、残り距離に対するショット回数が増えるのでピンチになりやすいのがアマチュア
使い慣れた番手をティーアップして打てるパー3では、苦手なバンカーはできるだけ避けて狙うべき。アプローチとパットがスコアを決める
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