クラブを新調するなら番手構成も変えるべき!? ダンロップクラブハウス・クラブドクターの考えとは?

「スリクソン」「ゼクシオ」「クリーブランド」が人気の直営店「ダンロップクラブハウス」では、試打やクラブセッティングの相談を無料(予約制)で受けられるほかレッスンも受講が可能。そこで、試打の機会が少ないレフティのシニアゴルファーに「90切り」を目指すためのクラブセッティング相談を受けてもらいました。

同じゼクシオでもモデルを買い替える時はセッティングを相談すべき

 ゼクシオユーザーのアマチュア・市橋さんはレフティーゴルファーです。量販店では試打できる機会が少なく、新発売された「ゼクシオ13」への買い替えに不安を持っていました。

 そこで直営店である「ダンロップクラブハウス」なら左打席と試打クラブもあると知り、フィッティングを予約しました。ホームコースの月例で常に「90切り」するためには、どんなスペックのクラブセッティングがいいのかを相談することになりました。

新旧ダンロップ製品を熟知した専門フィッターが「ゼクシオ13」への買い替え時の相談を1時間かけてり行ってくれる
新旧ダンロップ製品を熟知した専門フィッターが「ゼクシオ13」への買い替え時の相談を1時間かけてり行ってくれる

 セッティングの相談に訪れた「ダンロップクラブハウス新宿店」には契約プロも多く訪れるほか、カスタムオーダーや限定グッズなどダンロップ製品が充実。3つの打席ではクラブフィッティングやレッスンも行っています。

 今回は左打席を使用して「ゼクシオ13」を中心としたクラブセッティングの試打と相談を、クラブドクターの石井高さんにみてもらいました。モデルやスペックを決めてセッティングする際のコツも聞きました。

ドライバーは「シャフトの硬さと弾道チェック」で適正ロフトを探る

 まずはドライバーから。現在使用しているドライバーの総重量を測り、「重量フロー」をチェックします。

「重量フロー」とは、一番長いドライバーからウェッジにかけて「クラブ総重量がなだらかな階段」になるようにスペックを選定する方法のことです。コースで最初に打つドライバーの総重量を基準に、その下の番手が軽過ぎても重過ぎても振り心地に違和感が生じやすくなる、と石井さんはいいます。

ドライバーでの振り心地と弾道測定をもとに「適性ロフト」と「シャフトの硬さ」を確認、13本の重さのコンディショニングを整えていく
ドライバーでの振り心地と弾道測定をもとに「適性ロフト」と「シャフトの硬さ」を確認、13本の重さのコンディショニングを整えていく

 また、弾道結果に合わせた番手セッティングをどうするかも重要。ドライバーの最適なスペックを見つけるため試打を行ったところ、滞空時間とつかまりのよさ、飛距離も含め10.5度から11.5度にロフトアップした方がよい結果になりました。

 シャフト硬さは現在使用しているRからSにすることでタイミングが向上。「全く違和感がなくて振りやすい」うえに飛距離アップできたのは「全然想像していなかった」と市橋さんにとっては目からウロコでした。

「コースだとうまく打てない」フェアウェイウッドは構成を変えて解決

【写真】「ゼクシオ13」売れまくり! 最新ドライバー売れ筋ランキング

画像ギャラリー

2024年1月の売れ筋ドライバー第1位 ゼクシオ13ドライバー(ダンロップ) 有賀園ゴルフ調べ
2024年1月の売れ筋ドライバー第2位 G430 MAX ドライバー(ピンゴルフジャパン) 有賀園ゴルフ調べ
2024年1月の売れ筋ドライバー第3位 ゼクシオ エックスドライバー(ダンロップ) 有賀園ゴルフ調べ
2024年1月の売れ筋ドライバー第4位 B2 HTドライバー(ブリヂストンゴルフ) 有賀園ゴルフ調べ
2024年1月の売れ筋ドライバー第5位 RMX VD/X ドライバー(ヤマハ) 有賀園ゴルフ調べ
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ドライバーでの振り心地と弾道測定をもとに「適性ロフト」と「シャフトの硬さ」を確認、13本の重さのコンディショニングを整えていく
フェアウェイウッドは「コースではうまく打てない」と言っていた市橋さん。「ゼクシオ13」を5&7番ウッドという構成に変えナイスショットを連発
弾道と飛距離の再現性が高くなるユーティリティーと、状況によって使い分けやすい軽量カーボンシャフト装着の単品ウェッジを増やすことで「クラブの力を借りた」セッティングへ
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