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- クラブを新調するなら番手構成も変えるべき!? ダンロップクラブハウス・クラブドクターの考えとは?
「スリクソン」「ゼクシオ」「クリーブランド」が人気の直営店「ダンロップクラブハウス」では、試打やクラブセッティングの相談を無料(予約制)で受けられるほかレッスンも受講が可能。そこで、試打の機会が少ないレフティのシニアゴルファーに「90切り」を目指すためのクラブセッティング相談を受けてもらいました。
「コースだとうまく打てない」フェアウェイウッドは構成を変えて解決
飛ばない方だという市橋さんにとって重要なのはセカンドショットです。特に長い距離のセカンドショットで使いたいフェアウェイウッドを、コースでうまく打てないことが悩みでした。

現在は3、5番ウッドというセッティングですが、ほとんど使わない「お飾り」になっていたそうです。しかし、「ゼクシオ13」フェアウェイウッドを、ドライバーと同じ硬さのシャフトで試打したところ、ナイスショットを連発。
驚く市橋さんに対して石井さんは、「ドライバーに合わせた重量とシャフトの硬さによって、タイミングが取りやすくなったのだと思います。市橋さんは切り返しでタメを取る方なので、少しフレックスを硬めにする方が安定すると思います」と回答。
加えて「ドライバーの弾道に合わせるのなら、ムリに3番ウッドを入れるよりも5番と7番ウッドの構成がコースで活躍するのでは?」と提案。
ロフトがあってボールが上がる安心感が大きい7番ウッドの影響なのか、5番ウッドもナイスショット連発でした。
ハイブリッドや単品ウェッジも「重量フロー」を重視してセレクト
「90切り」のためには、セカンドショット以降のクラブ選びも非常に重要です。そこで、うまく打てれば当たる6番アイアンをコースでも使えるハイブリッドに変更しました。

アマチュアだからこそ「クラブの力を借りる」という現実性のあるセッティングを提案してもらいました。
また、AWまでのセットアイアンとスチールシャフトだった単品ウェッジを「重量フロー」にあわせ軽量カーボンシャフト仕様に変更しました。
セットアイアンからウェッジまで振り心地に違和感がなく、難しい打ち方をしなくてもグリーン周りに対応できるように、ヘッドはクリーブランド「RTX 6 ZIPCORE」にして、ロフトとシャフトを提案してもらいました。
試打とフィッティングを終え、市橋さんは「自分では気づかない番手ごとのクセや、スコアメイクするうえでの自分の思い込みなど“気づき”がたくさんありました。じっくり1時間あるのでゆったり試打できてよかったですし、今の実力とスイングの傾向に合わせて複数の提案をして頂き大変参考になりました」と満足顔。
新しい「ゼクシオ」へ買い替えを行う場合、簡単に「今までと同じ番手構成」にするのではなく、フェアウェイウッドやハイブリッドの構成やシャフトの硬さ、単品ウェッジ投入など「セッティング全体の重量フロー」をクラブドクターに相談できる「ダンロップクラブハウス」のフィッティング。契約プロになった気分で受けられる贅沢なサービスといえそうです。
【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)
伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数露出するほか、「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン「FITTING」編集長を務める。
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