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- 韓国女子ツアーの広報モデル“グラビア”がスゴイ! JLPGAブライトナーと何が違うのか?
日本女子ゴルフツアーは開幕からすでに5試合を消化したが、韓国では今週から国内(KLPGA)ツアーの初戦が始まる。韓国女子ツアーは3月からの開幕だが、まずは海外で2試合を消化。そんな中、ツアーの顔でもある「広報モデル」たちの特別グラビア写真も公開。日本のJLPGAブライトナーとの違いとは?
韓国女子ツアーの国内初戦に合わせて広報モデルグラビアを公開
今週から韓国女子ゴルフツアーの初戦「斗山建設Weveチャンピオンシップ」が始まる。韓国女子(KLPGA)ツアーは3月から開幕しているが、まずは海外で2試合を消化し、ようやく国内に舞台を移した。
今季のKLPGAツアーは全30試合で、賞金総額はツアー史上最高の約320億ウォン(約32億円)となる。近年の試合数と賞金額の増加で、海外に出ることなく国内に留まる選手が増えているのは間違いなく、それこそ日本女子ツアーでプレーする韓国人選手は少なくなった。
それでも今季から昨季QT1位通過のソン・ガウンや“セクシークイーン”アン・シネも日本女子ツアーで奮闘中。今後は日本女子ツアーでのプレーを考えている選手もいると聞く。
そんな中、韓国ではツアーを盛り上げるための様々な企画を用意されているのだが、毎年恒例となっているのはツアーの顔とも言うべき「KLPGA広報モデル」の選出だ。
今回、韓国で選ばれたのは12人の選手で、「第16代目」となる。過去にはイ・ボミやキム・ハヌル、アン・シネ、ユン・チェヨンなどが選ばれている。
韓国の広報モデルはオンライン投票がベース
日本女子ツアーでも韓国でのこうした動きを参考に2022年から「JLPGAブライトナー」制度が始まった。
今年は申ジエ、吉田優利、青木瀬令奈、原英莉花、菅沼菜々、櫻井心那、蛭田みな美、吉本ひかる、山内日菜子の9名が選ばれ、SNSでのブランディングなどで、ツアー認知度を高める活動を率先して行っている。
選出方法は日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が独自に定めた基準によるものだが、韓国ツアーはファンによるオンライン投票が基準となる。
2024年のKLPGA(レギュラー)ツアーのシード選手を対象に2週間、オンラインでの投票をベースに、最終的には協会も交えて総合的な評価を踏まえて決定する。選ばれた選手たちの活動内容は、ファンとの交流を促進する各種イベントのほか、ジュニアゴルフクリニック、大韓赤十字社の広報大使などがある。
面白いのはスタジオでの豪華衣装を使った写真撮影だ。この写真のインパクトが大きく、ファンにとっては恒例のイベントのようなもの。これらを使った多彩なグッズが制作(カレンダー、年賀状、広報誌など)されるため、推しの選手がいるとうれしいだろう。
KLPGA関係者は「選手たちは忙しいなかでも、楽しんで撮影に挑んでいます。広報モデルに選ばれること自体が実力と人気のバロメーターという捉え方があるので、スポンサー側としても露出が高まるので喜ばれます。選手たちにとっては一つの目標となっています」と語る。
ちなみに今年の写真撮影はゴルフウェア、ドレス、デニム×シャツの3つのコンセプトで行われた。
KLPGA公式サイトでは「ゴルフウェアは選手本来のスポーティーな姿、ドレスを着用した女神のコンセプトは選手の優雅さと神秘的な姿、デニムをメインにしたピュアコンセプトは選手の気楽で清純なイメージを作り出している」とコンセプトの説明があった。毎年、コンセプトを変えて行われていることもゴルフファンにとっては楽しみの一つになっている。
日本ツアーの「JLPGAブライトナー」もいずれは、こうした企画の開催を期待したいところだ。
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