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- 東京五輪「金」のシャウフェレが悲願のメジャー初制覇 「ハワイにいる父と電話で泣きながら話した」
「全米プロゴルフ選手権」最終日、ザンダー・シャウフェレがブライソン・デシャンボーとビクトル・ホブランの猛追を振り切り、悲願のメジャー初制覇を達成した。
金メダル獲得もメジャー大会では惜敗の連続
◆米国男子プロゴルフ メジャー第2戦<全米プロゴルフ選手権 4月16~19日 バルハラGC(ケンタッキー州) 7609ヤード・パー71>
東京五輪・金メダリストのザンダー・シャウフェレ(米)が、悲願のメジャー初優勝を飾った。

「全米プロゴルフ選手権」最終日(現地時間19日)、シャウフェレはコリン・モリカワ(米)と並ぶ通算15アンダー首位タイでティーオフした。
7バーディー、ノーボギーでプレーしたブライソン・デシャンボー(米)が通算20アンダーまでスコアを伸ばして先にホールアウト。対するシャウフェレは、同スコアで迎えた最終18番で2メートル弱のバーディーパットが半回転してカップに吸い込まれ、通算21アンダーで逃げ切った。
2021年に延期された東京五輪では金メダルに輝いたものの、メジャーでは何度も優勝争いをしながらなかなか勝てずにいた。なかでもフランチェスコ・モリナリ(イタリア)が勝った2018年全英オープンの2打差2位タイ、タイガー・ウッズ(米)の復活優勝で沸いた2019年マスターズの1打差2位タイは惜敗。これまで27回出場したメジャーで勝てずにいたが、今回、悲願を達成した。
「自分のプラン通りなら必ず優勝できると思っていた。母はサンディエゴ、父はハワイにいるので、すぐに電話した。父と泣きながら話した」と、喜びを爆発させた。前週のウェルズファーゴ選手権では1打差首位で最終日を迎えながら、ローリー・マキロイ(北アイルランド)に大逆転負けしているが、調子の良さと気力をキープしてビッグタイトルを手にした。
2位はデシャンボー、3位は通算18アンダーでビクトル・ホブラン(ノルウェー)。モリカワは通算15アンダー4位タイに終わっている。
日本勢は3日目を終えて通算8アンダー19位タイの松山英樹と7アンダー24位タイの久常涼が同じ組の2サムで最終日をプレー。松山は4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーでスコアを伸ばせず、通算8アンダー35位タイに終わった。
背中の痛みと発熱という満身創痍だった松山だが「体調は今日が一番よかった」と回復途上。しかし「体調の良さが結果につながらないのがゴルフの難しさ。それを続けられるようにしたい」と、なんとか72ホールを完走したが、満足できる結果ではなかった。
一方、米ツアールーキーの久常は「練習ラウンドもしてもらっているし、今日は回りやすかった」と、松山と同じ組のメジャー最終日を楽しんだ。5番から3連続バーディーを取るなどリズムよくプレーして通算11アンダー。メジャー初参戦のマスターズは予選落ちだったが、2戦目で18位タイとしっかり結果を出した。
なお、金谷拓実、中島啓太の2人は予選落ちしている。
ザンダー・シャウフェレ
1993年生まれ、カリフォルニア州出身。サンディエゴ州立大を経て2015年にプロ転向。以来、メジャー制覇こそないものの、PGAツアーで勝利を積み重ね、2021年東京五輪では金メダルを獲得。2024年全米プロで悲願のメジャー初制覇を達成した。日本育ちの台湾人を母に持ち、祖父母は東京在住、妻のマヤさんも母は日本人と、日本に縁の深い選手としても知られる。PGAツアー通算8勝。
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