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ゴルファーから“1R100円”新たな協力金案!? 敷居高すぎ“来場者1日1人未満”… ゴルフの歴史守るミュージアム移転へ資金捻出
貴重な資料の宝庫でありながら、ほとんど利用されることもなく、存在すら知らないゴルファーも多い「ゴルフミュージアム」。今後はゴルフ殿堂としての役割が期待されるだけに移転が急務となっていますが、それには先立つものが……。
すでにゴルフ場利用税に加え、ゴルフ振興金や緑化協力金も
しかし、この案、一筋縄ではいきそうにありません。現在、ジュニアと70歳以上の高齢者、障害者などを除くゴルファーは、ゴルフ場利用税(300~1200円)を負担しています。消費税もかかりますし、都道府県のゴルフ連盟が徴収している「ゴルフ振興金」や「緑化協力金」もあります。そこに新たな支援金となれば反発を感じるゴルファーも少なくないでしょう。
日本ゴルフ場経営者協会の手塚寛会長は「お客様の判断は『込み込み全部でいくらか』。平日食事付きで5000円未満のようなところがいっぱいある。そこでの50円とか100円は本当に大きい」と、切実な思いを明かしました。これまでも純粋なプレー代の他の税金などを含んだ価格を表示せざるを得なかったゴルフ場が、新たな負担と感じるのも無理はありません。
コロナ禍で密にならないスポーツとして人気を博したゴルフですが、その勢いにも陰りが見えています。各方面からの反発が予測される中、JGAがいかなる方法でゴルフミュージアムの資金をひねり出していくのか。4月1日にスタートする新プロジェクトチーム、その手腕が試されます。
取材・文/小川朗
日本ゴルフジャーナリスト協会会長。東京スポーツ新聞社「世界一速いゴルフ速報」の海外特派員として男女メジャーなど通算300試合以上を取材。同社で運動部長、文化部長、広告局長を歴任後独立。東京運動記者クラブ会友。新聞、雑誌、ネットメディアに幅広く寄稿。(一社)終活カウンセラー協会の終活認定講師、終活ジャーナリストとしての顔も持つ。日本自殺予防学会会員。(株)清流舎代表取締役。
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