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“フジ系”制作の女子ゴルフで時系列の重大な誤りが発覚! トーナメントの録画中継に“演出”はあるのか?【小川朗 ゴルフ現場主義!】
プロ15年目、工藤遥加の初優勝で幕を下ろした「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2025」。苦労人が遂につかんだ栄光に祝福の声が鳴りやみませんでしたが、その裏ではトーナメント中継の根幹を揺るがす事態が起きていました。
思い出されるTBS系による「アニカ vs 宮里藍」対決の演出
ここで思い出されるのが、今からさかのぼること19年、2006年のミズノクラシック(現TOTOクラシック)2日目。ここでも、MBS(毎日放送)・CBC・TBS系の中継で類似したケースがあり、小山氏も自身のラジオ放送中に触れていました。
この時は大会6連覇を狙うアニカ・ソレンスタムが6バーディー、ノーボギーの66をマークして、放送開始前にホールアウト。ソレンスタムの編集された画像が、あたかも生であるかのように挟み込まれ、さらにその次の組で回っていた上田桃子も、9アンダーでホールアウトしていたのに映像上では8アンダーでプレー中。宮里藍が16番でバーディーを奪い8アンダーとした時に、あたかも首位に並んだかのような実況をしたため、批判が巻き起こりました。
これについても報告書で「その問題はもちろん把握しており、そのような意図的に視聴者を混乱させるような演出は行わないことをスタッフ一同心がけております」と、今回の件があくまでインスタートの小祝が大きく伸ばしたことに対する準備不足から生まれたミスであることを強調しています。
CM出稿見合わせに続き、大減収と負のスパイラルに陥って久しいフジサンケイグループ。昨年を振り返れば、最終日は雨に見舞われたものの、今年とは比べ物にならない本気度で放送体制を組んでいました。地上波がフジテレビ系列全国28局ネット、BSフジやCSのフジテレビONEでも放送予定を組むほど力が入っていました。
しかし今回、主柱の役割を担ってきたフジテレビが抜け、放送は関西テレビほか26局ネット。関東エリアで見られるのはBS10のみでした。そのタイミングで系列の準キー局としてフジの代役を担ったカンテレによる、今回の重大な中継ミス発覚。大多社長の辞任と重なる最悪のタイミングだったこともあり、さらなるダメージであることは間違いありません。
取材・文/小川朗
日本ゴルフジャーナリスト協会会長。東京スポーツ新聞社「世界一速いゴルフ速報」の海外特派員として男女メジャーなど通算300試合以上を取材。同社で運動部長、文化部長、広告局長を歴任後独立。東京運動記者クラブ会友。新聞、雑誌、ネットメディアに幅広く寄稿。(一社)終活カウンセラー協会の終活認定講師、終活ジャーナリストとしての顔も持つ。日本自殺予防学会会員。(株)清流舎代表取締役。
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