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- 欧米のプロゴルファーの間では“パーカールック”が問題になりがちだけど… 日本では受け入れられているのはなぜなの?
近年はゴルフにおいても、パーカーを取り入れたカジュアルなファッションが広がっています。しかし「ゴルフにパーカーはどうなのか」という意見もあり、「100パーセント問題ない」アイテムかどうかは微妙なところというのが現状です。
ツアープロの間でもあった「パーカー論議」
ゴルフのファッションの選択肢が増える中で、カジュアルな「パーカールック」が注目を集めています。インターネット上ではゴルフをするうえでのパーカースタイルについて、「年齢を重ねたら控えるべき」という意見や、「自由に楽しむべき」という意見など、さまざまなコメントが見られます。
伝統的なゴルフ場ではジャケット着用が一般的でしたが、ルールの緩和やカジュアル化が進み、パーカーも選択肢に加わりつつあります。特に40〜50代のゴルファーにとっては賛否が分かれやすく、スイング時にフードが邪魔になるといった課題も指摘されています。

ティレル・ハットン選手がフード付きウエアを着用し英国で議論になったのは、2020年10月に欧州ツアー「BMW PGA選手権」で優勝した際の出来事です。「ゴルフのドレスコードにフードは適しているのか?」という論点で賛否両論が巻き起こり、大きな話題になったので、覚えている人も多いかもしれません。
しかしこの議論の呼び水となったのは、実は同年のZOZOチャンピオンシップ最終日に、ローリー・マキロイ選手がナイキ製のグレーのパーカーを着用してプレーしたことでした。この件は、ティレル・ハットン選手の件よりも約2週間早く話題になっていたのです。この時期から、ゴルフウエアのカジュアル化について議論が起こる流れがあったようです。
これらの出来事は、日本人からすると少し意外に思えます。なぜなら、日本ではパーカーを着てゴルフをすること自体は意見が分かれるものの、欧米のように“糾弾”されるほどの空気はないからです。
国内ツアーにおいても、以前に比べてパーカーを着用するプロゴルファーは増えてきています。ゴルフ場のドレスコードが許可されている場合に限られますが、ツアープロもパーカーを取り入れて出場することがあり、ゴルフウエアのカジュアル化が進んでいる証拠といえます。
個性的なファッションが注目されることの多い石川遼選手は、昨年の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で優勝時にパーカーを着用していました。その他にも今平周吾選手が「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で着用していたり、清水大成選手、米澤蓮選手などもパーカールックを披露したことがあります。
なぜ日本ではパーカーが受け入れられているのか
では、なぜ日本ではプロゴルファーのパーカースタイルが比較的受け入れられているのでしょうか。その背景について、ゴルフアパレルブランドの元PR担当者に話を聞きました。
「ゴルフウエアが“街でも着られる”方向に進化したのが、日本でパーカーが受け入れられた大きな理由の一つです。2015年頃からUVカットや吸水速乾など、機能性を持ったアイテムが各ブランドから多く出始め、タウンユースとの“ハイブリッド提案”が主流になってきました」
「また、プロゴルファーが実際にパーカーを試合で着用する姿がメディアで取り上げられることで、“ゴルフ=きちんと”というような固定観念が、少しずつ崩れていった印象があります。特に若い世代のゴルファーには、自分らしいカジュアルなスタイルとして、自然に受け入れられていると感じます」
伝統を重んじるゴルフにおいて、パーカースタイルは一見“異端”にも見えますが、時代とともに価値観もアップデートされてきました。欧米ではいまだに賛否あるスタイルでも、日本では“普段使い”できるゴルフウエアの流行と、プロが実際に着用する姿が後押しとなり、パーカーは“アリ”な選択肢に。結局のところ、自分が好きなウエアでラウンドすることが一番ともいえますが、この議論は今後も続いていきそうです。
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