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- 採用試験は「社長と名門ゴルフ場を一緒にプレー」 “ゴルフ就活”を取り入れたハウスメーカーにその狙いを聞いた
企業の採用試験といえば筆記試験や面接試験が多いはず。応募者が入社して活躍してくれるのか、反対に求職者は自分に合った会社なのか、お互い探りながらの試験になっているかと思います。特に「どうすればその人の人間性がより分かるのか」は、採用担当の方にとっての悩みどころです。そんな中、ゴルフでの採用試験を企画した会社があります。「ゴルフ就活」を実施しているハウスメーカー「株式会社ヒロ建工」の方に、どのようなものか取材してきました。
面接試験では見えない人となりがゴルフなら自然と見えてくる
多くの企業で人材不足が叫ばれていますが、埼玉県のハウスメーカー「株式会社ヒロ建工」も例外ではありません。採用試験の方法に悩んでいたこちらの企業は、「ゴルフ就活」と銘打ってゴルフプレーを採用試験に導入したそうです。「ゴルフ就活」に至った経緯を代表取締役の吉澤巧さんに詳しく聞きました。

「ゴルフであれば、性格が明るいか、気遣いができるかといったことが分かりやすいのではないかと考えて企画しました。面接などでは絶対に分からない部分が、ゴルフプレーをしながら丸一日過ごせば見えてくるのではないかと」
「私もゴルフをしているので、普段から人間性がすごく出るスポーツだと思っています」
初対面の人でも一緒にゴルフすることで人となりが分かってくることは、ゴルファーのみなさんも経験があるのではないでしょうか。面接だけだと、入社してから「印象が違っていた」なんてことは結構あるはずです。そんなギャップをより少なくする方法として、ヒロ建工が導入した「ゴルフ就活」は最適なのかもしれません。
周囲への気遣いなどで視野の広さを見る
ゴルフでの採用試験は応募者と代表取締役の吉澤巧さんが同じ組でラウンドしながら行います。コースは名門コースでキャディー付きプレーになるそうです。

具体的にどのような点を見るのか聞いてみると、「まずはキャディーさんへの接し方です。『ありがとう』といえるか、気遣いができるかです。また人のプレーを喜べるかも重視します」
「たとえば同伴者のロングパッドが入ったときに『ナイス!』と声をかけたりできるかは、チェックする点かなと思います。仕事をするうえではチームワークがとても大切だと考えていますから」
「応募者自身のプレーでいえばコースマネージメント。リスクを取るのか、リスクヘッジをしながらのプレーするのか、どのようなタイプの人かを見ます。今回は営業職に絞っていますので、営業という側面で気が遣えて周りが見えているかなど、本当に視野の広い人かどうかが見えてくると思います」
ゴルフというスポーツにしたことには、ハウスメーカーという仕事内容につながることがあるようです。
大きな買い物をするお客様に対ししっかりと接客できる人が探せる
ハウスメーカーという事業内容だと、ゴルフを趣味にするお客様も多く、営業担当者がゴルフをするとなれば親近感も湧きやすくなるというのはよくある話だそうです。
代表取締役の吉澤さんは「ゴルフはお金のかかるスポーツであり、紳士のスポーツといわれています。住宅は数千万円という大きな買い物で、接客するうえで気配りの利いたよりよい接客が求められます。その価値観を理解した人材を見極められるのが、ゴルフではないかと考えています」と話します。
今回の「ゴルフ就活」をSNSで告知したというヒロ建工。斬新な取り組みをしているということもあり、応募もかなりあったそうです。
履歴書と面接だけで判断するのはなかなか難しいことです。名門ゴルフ場という非日常で垣間見ることができる、応募者の本当の姿。人材採用の新たなアプローチとして、ゴルフを活用していい人材を見極めるのもアリかもしれません。
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