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- 1日ちょっとで300万再生のルール解説動画とは!? “1ペナで打ち直し”が使える意外な場所に「初めて知った!」と驚きの声殺到
先ごろSNSにシェアされた、全米ゴルフ協会(USGA)制作の「ストロークと距離の救済」について解説するルール動画が1日ちょっとで300万再生を記録しています。具体的にはどんな内容なのでしょうか。
「ストロークと距離の救済」が使えるのはOBやロストだけじゃない
先ごろSNSにシェアされた、全米ゴルフ協会(USGA)制作の短いルール動画が爆発的な勢いで再生数を伸ばしています。
動画が扱うルールは規則18.1「ストロークと距離の罰に基づく救済はいつでも認められる」の処置。一般的には、OBや紛失球のとき“1ペナで打ち直し”として使われる処置です。

でも、この「罰」はプレーヤーの判断で、いつでも利用できる「救済」でもあります。
動画では、一般にはほとんど知られていない(=使われていない)「救済」で活用できるケースを紹介。すると、インスタグラムではシェア翌日には300万超の再生数をカウント。投稿欄には「初めて知った!」といった驚きのリアクションが多数並んでいます。
さて、その内容ですが。舞台は昨年ブライソン・デシャンボーが制覇した全米オープンの開催コース、パインハーストNo.2。ここのグリーンは「お椀を伏せたような」と形容される、中央が盛り上がった形状です。そのため、グリーンセンターから強く打ちすぎたパットはグリーン外に飛び出す可能性があります。
結果、ボールが深いガードバンカーに転がり落ちたとき。バンカーショットが苦手なプレーヤーは、無理すると大叩きに……。
そんなときは、「ストロークと距離の救済」を使って1罰打でボールを元の箇所にプレース、という選択肢が示唆されています。
動画で触れられていますが、規則18.1では「ストロークと距離の罰」は、次のように説明されています。
「いつでも、プレーヤーは、1罰打を加え、直前のストロークが行われた場所から元の球か別の球をプレーすることによって、ストロークと距離の救済を受けることができる。
プレーヤーは常にストロークと距離の救済の選択肢を持っている:
・プレーヤーの球がコース上のどこにあっても。
・規則がプレーヤーに特定の方法で救済を受けることや、特定の場所からプレーすることを求めている場合であっても」
つまり、ボールがペナルティーエリア内にあったり、アンプレヤブルの状況で、それぞれの救済方法が示されている場合を含め、プレーヤーはどこでも、自分の判断で「ストロークと距離の救済」を選択することができるということ。
進んで利用したい「救済」ではありませんが、スコアメークのため、プレーのスムーズな進行のため、頭の中に入れておくと良いかもしれません。
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