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- 昔の“ちょい甘”な数値が懐かしい!? 「試打イップス」になるほど正確な最近の弾道測定器も“思いやり”モードをつけるべき?
テクノロジーの発達で、ゴルフスイングや弾道の解析がものすごく正確になりました。そうなると、過去のイメージよりも実際の数字が悪くなるゴルファーが巷にあふれることになります。
自分のイメージの実際の数値にギャップができる
みなさんこんにちは、ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。みなさんは自分の飛距離とか弾道を計測したことがありますか? 最近はゴルフショップにはもれなく弾道計測器があって、フィッティングしてからクラブを買うというのが普通になってきているので、計測したことがある人が多いでしょうね。
また室内練習場にはシミュレーションゴルフ的なものがあったりして弾道計測もできるし、屋外の練習場でもトラックマンやトップトレーサーなどの弾道計測器があったりしますからね。

僕も仕事柄、いろいろなクラブを試打するのですが、どの計測器もけっこう数値が厳しくないですか。「オレもっと飛んでるはずなんだけど、この計測器だとヘッドスピードも遅いし、飛距離も出てないな」的なね。
シミュレーションゴルフのようなものだと、まあまあ自分が思っている距離に近くなることもありますが、トラックマンやGCクワッドなどだとかなり飛ばないんですよ。
ヘッドスピードなんて、ちょっと振れていないと40mメートル/秒を切りそうになったり。自分的には41~42メートル/秒ぐらいだと思っているだけに、けっこうショックだったりします。
そんな時は「この計測器は厳しいな」と思うわけですが、プロとかが使っている超お高い計測器ですから、「これが現実なのかもしれないな」とも思ったりします。
まあ、現実は受け止めなければいけないのですが、これがフィッティングや試打会だったりすると、まあまあ恥ずかしかったりするんです。店員さんやフィッターさんが見ているわけですから、ちょっといいとこ見せたいなんて気になっちゃう。
本来、フィッティングなんだからいつもの自分のスイングをしないと意味がないんですが、ちょっとリキんじゃうんですよね。
ちょっとヘッドスピードが遅かったり、飛ばなかったり、曲がったりしたら「おかしいな~」とか言いながら、次こそはいいショットを打つぞと力が入る。そうなるとますます飛ばないし曲がったりするんですよね、完全な悪循環。
なので、ショップとか試打会ではちょっと打つのをためらったりしちゃったり。そのうちだんだんメンタル的にやられて、計測器イップスになったりしてね。ラウンドでは伸び伸び振れるのに、いざ計測するとなるとガチガチになって振れなくなっちゃたり。そういう人も実際にいるんじゃないですかね。
昔は「盛っている」ような数値が出ることもあった
最近の高性能な計測器って、飛距離の調整とかできるのでしょうかね? コースボールと練習場のレンジボールの反発の違いとかで、ちょっと切り替えができたりはするのでしょうが、少しヘッドスピードを盛ってくれるような機能はないのでしょうか? 「思いやりモード」的な。お客さんがあまり悲しい気持ちにならないように、少しだけ忖度してくれる感じです。

20年くらい前の大手のショップの計測器はおそらく「盛ってる」数値になっていたような気がします。だってショップで試打して計測したらめちゃくちゃ飛んでついつい買っちゃったけど、コースに持って行ったら「あれ?」みたいなことよくありましたもん。
あの頃は「思いやりモード」というよりも「買わせるモード」的な設定があって、飛ぶように見せていたんじゃないですかね。店員さんも「これは飛びましたね~」なんてよく言ってましたもん。そりゃ、気持ち良くなって買っちゃうよね。
自分の飛距離を把握するというのは上達のためには必要なことなので、ちゃんと知るべきだとは思います。でも、ちょっとは夢も見たいじゃないですか。なので、ぜひ計測器メーカーの方には「思いやりモード」の導入をお願いしたいっす。そんなに盛らなくてもいいので、ちょっとホッとするくらいの飛距離になる感じで。僕が計測器イップスになっちゃう前にぜひお願いします。
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