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「どん底だった」 河本結が明かした米挑戦の苦悩と復活劇 メジャー初Vにつながった“苦しい2年間”
メジャー初制覇を果たした河本結(かわもと・ゆい)が、米ツアー挑戦時代の“どん底”を激白。結果が出ず苦しんだ2年間を経て、メンタル改革とショートゲーム強化で復活を遂げた。
「自分の底力みたいなものを出してくれた」
◆国内女子プロゴルフ メジャー第1戦
ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 5月7~10日 茨城ゴルフ倶楽部 西コース(茨城県) 6718ヤード・パー72
悲願のメジャー初制覇を果たした河本結が、優勝会見でアメリカ挑戦時代の苦悩を振り返った。現在は年間女王争いの中心に立つ27歳だが、数年前には「どん底だった」と振り返るほど苦しい時期を経験していたという。
「アメリカに行って、すごく辛かった時期が、もう記憶ないぐらいまであった」
河本は2020年から米ツアー挑戦を本格化。しかし、思うような結果は残せず、「全然成績も出なくて。ステップアップツアーに格下げしたり、そういうのが、自分の底力みたいなものを出してくれたと思ってます」と振り返った。特に「2022年ぐらいは、本当にどん底だなっていう感覚でした」と語るなど、精神的にも追い込まれていた時期があったという。

それでも競技を諦めることはなかった。河本はメンタル面を徹底的に見直し、自身の武器であるショートゲーム強化にも取り組んだ。特に100ヤード以内のアプローチやパッティングを重点的に磨き続け、「ショートゲームが自分の中ではすごく大事。パッティング、アプローチ、100ヤード以内はすごく練習しました」と明かした。
苦しい経験はプレースタイルにも変化をもたらした。かつては「イケイケどんどん」の攻撃型だったが、今では冷静にリスクを判断しながらプレーできるようになったという。象徴的だったのが最終日17番パー5。残り240ヤードから無理に2オンを狙わず、7番アイアンでフェアウェイに刻む判断を下した。
「若い頃の自分なら絶対になかった」
結果的にその判断はバーディーにつながり、「自分が大人になったと感じた」と振り返った。
さらにオフにはスイング改造にも着手。これまでの“スライス系”から、左ピンへドローで攻められる球筋を追求し続けてきた。そうした積み重ねが、強風と難セッティングのメジャーで結実。河本は「勝ちたいというより、勝つイメージが湧いていた」と、不思議な感覚の中で4日間を戦い抜いた。
どん底から這い上がり、たどり着いたメジャータイトル。河本結の復活劇は、ここからさらに加速していきそうだ。(茨城県つくばみらい市/編集部)
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