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- 体重が重いほうが飛ばしに有利だけど急に増やすと弊害が… 154センチで328ヤード飛ばす鈴木真緒に聞く「ドラコン競技」とは?
JPDA女子・オープン-58kg級のチャンピオンである鈴木真緒プロは、なんと154センチの身長ながら、最長飛距離が328ヤードというから驚きです。ところで、ドラコン競技はどのようなルールで行われているのか知っていますか?
時間内に3球1セットを3セット、最長飛距離の合計で勝負
ドラコン競技とはどのように行われるのでしょうか。実際に打てるボールは何球なのでしょうか。1試合にどれぐらいの人数が参加するのでしょうか。素朴な疑問を鈴木真緒に聞いてみました。
※※※
ドラコン競技といってもピンとこない人の方が多いと思います。いくつかの競技団体があり、私が所属するのは、「JPDA(日本プロドラコン協会)」です。
所属選手は現在、男女合わせて804人いて、女子は113人います。といっても、全員が全試合に出場するわけではなく、多いときで1試合20人ぐらいの出場になります。
階級は体重が58キロ以下、65キロ以下、そして無差別級の3つに分かれていて、私は全階級に出場しています。
競技方法は、1分10秒以内で3球打ちます。それを3セット行って、飛距離を競い合うわけです。基本は1対1で戦い、第1セットの最長飛距離、第2セットの最長飛距離、そして第3セットの最長飛距離を足した合計の数字で競います。ただし、規定時間内に打ち終えなかった場合は計測しないので、1球、もしくは2球での最長飛距離が記録となります。フェアウェイを外した場合も無効となり、計測しません。

仮に、Aさんが300ヤード、記録なし、300ヤードの計600ヤード、Bさんが250ヤード、250ヤード、250ヤードの計750ヤードだった場合、たとえAさんのほうが遠くへ飛ばしていても、Bさんの勝ちとなります。記録が同じだった場合は、サドンデス競技での争いとなります。
ちなみに、ドラコン競技では最低計測距離設定されており、私が出場するチャンピオンズリーグでは、220ヤードとなっています。したがって、飛距離を抑えてフェアウェイキープを狙っても、そのラインに届かなければ、計測なしになってしまうわけです。
その他、指定受付時間に受付しなかったり、指定時間中にクラブチェックを行わなかったり、指定クラスの体重軽量をパスできなかった選手は失格となります。とはいえ、ゴルフ競技のような細かいルールはなく、要はできるだけ遠くへ、大きく曲がらないように打てばいいので、非常にシンプルな競技といえるでしょう。
体重を増やしたら大失敗
体重別になっていることからも分かるように、やっぱり体重が重い方が飛ばしには圧倒的に有利だと思います。きちんと体重移動をできることが条件ですが、ボールに対してより大きなパワーを伝えられることは間違いありません。
さらに腕が長い人、身長も高い方が有利でしょう。背が高い人は軽い振り感でも結構飛びますからね。もちろん、技術もありますが、身長が低くて、腕が短く、体重が少ない人はドラコンには不利かもしれません。
ただ、私のように登録選手の中で一番背が低くても、チャンピオンになったりするわけですから、必ずしも背が低い人からといって、ドライバーショットが飛ばないとは限りません。実は、身長はどうにもなりませんが、体重を一度増やしたことはあります。ただ、これは大失敗に終わりました。
私の身長で体重を増やしてもイマイチなんですよね。なんかかみ合わないというか、動ける範囲内での体重を増やせる限度がだれにでもあって、それを超えてしまうといろんな弊害が出てきてしまうんです。私はどちらかというと、体のキレで飛ばすほうだったので、体が動かなくなったことで、飛ばなくなってしまいました。
ドラコン選手は体重を落としたほうが、出場できる階級が増えるので、意外と体重を落とす選手のほうが多いようです。
撮影協力:ニュー成城ゴルフセンター
鈴木真緒(すずき・まお)
1999年7月11日生まれ、東京都出身。身長154センチながら、JPDA公式記録328ヤードという飛ばし屋。ゴルフは小学生時代に3年間経験したが、中学は陸上部、高校からはライフセービング部に所属。大学3年のときにJPDAのドラコンプロテストを受けて合格。数々の大会で優勝を飾ると同時に、JPDAドラコンプロタイトルマッチ「‐58キロ級」チャンピオン。
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