- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- コラム
- 一番イラつくのは「アドレス前に時間をかけすぎる人」 ツアープロに「遅い選手と同組」での対処法を聞いた
ペナルティの対象になるスロープレーだが、場合によっては同組の選手までスロープレーとみなされることもある。当然、プレーが遅い選手とは同組でラウンドしたくないというのが、ツアープロの本音だが、実際はどのように考えているのだろうか。
プレーが遅い人は自分が遅いとは思ってない
スロープレーの選手とラウンドすると、自分のリズムが乱されるだけでなく、組全体がペナルティの対象となるケースもある。プレーが遅い選手に対して、他の選手はどのように考えているのか、手嶋多一プロに聞いてみた。
※※※
スロープレーといっても、いろいろなパターンがあります。アドレスに入るまでの時間が長い人、アドレスに入ってからの時間が長い人、両方長い人です。

自分が見ていてイライラするのは、アドレスに入ってからの時間が長い人ですね。ワッグルを何回行えばいいんだろうと思ってしまいますが、おそらくイップス気味なのでしょう。こればかりは仕方がないと思うしかありません。ただ、打つまでの姿をジッと見ていると、こちらまでそのペースになってしまいそうなので、あえて目線を外すときがあります。空を見上げて飛んでいる鳥を見ながら、インパクトの音がするのを待っていたりしますね。
個人的には完全にスロープレーだと思うのは、アドレスに入るまでの時間が長い人です。自分の打つ順番が来てから歩測し始める選手もいますが、正直勘弁してほしいと思いますね。どうして順番が来る前に準備しておかないのかと。
特に勘弁してほしいのが、グリーン上です。ショットはまだ我慢できますが、パッティングのラインを読むのが遅い人と同組になるのはキツすぎます。
シニアツアーの場合、ヤーデージブックにグリーンの傾斜が書かれていてもルール違反にはなりません。そのため、たいていの選手はグリーン上で傾斜を確認しますが、自分が打つ前にそれを終えているのが普通です。ところが、自分の順番になってからメモを見る選手がいるんですよ。
そういうタイプはレギュラーツアー時代からスロープレーですが、シニアツアーに来ると少しはプレーが速くなるんです。一緒に回る選手が先輩ばかりですからね。気を遣って速くなるものですが、遅いままの選手もいるんですよ。さすがに同組でプレーしたときには注意しますが、あまり変わりませんね。基本的にプレーが遅い人って自分が遅いとは思ってないんですよね。
歩くスピードを速めてもプレーのスピードは変えない
前組から1ホール以上遅れてしまい、プレー時間を計測され始めるとさすがに急ぎますが、それ以上に急いでほしいのが、日没サスペンデッドになりそうなときです。
「悪いけどちょっと急いでいい?」と断って、次ホールでは自分が先にティーショットするときもあります。さすがにそういうときはスロープレーの選手も歩くスピードを速めたりしますが、プレーの時間を速めることはありませんね。逆にすごいなと思いますよ。
スロープレーとは関係ありませんが、短いパットが残ったときなどは、同組の先輩プロから「先にいけ」といわれます。先輩プロのライン上、もしくは近くにボールがあったときは特にその傾向が強くなります。
もちろん、断ることはできず、先に打ちますが、そう簡単に打てない場面もあります。予選カットライン上にいる場合です。たとえ80センチぐらいのパットでも絶対に入る保証はありません。「申し訳ありませんが、後からいってもいいですか?」と聞くと、「いいから、いけよ」のひと言が。仕方がなく先に打ちますが、相当しびれるパッティングになったのは言うまでもありません。
手嶋多一(てしま・たいち)
1968年10月16日生まれ、福岡県出身。15歳で日本オープンの予選を通過するなど、ジュニア時代から活躍し、“九州の怪童”と呼ばれる。米国留学を経て93年に国内男子ツアーでプロデビュー。日本オープン、日本プロなどツアー8勝を飾る。07年には欧州ツアーにフル参戦している。現在はシニアツアーを主戦場にしながら、男子ツアーにも数試合出場している。2025年は国内シニアツアー最終戦「いぶすき白露シニア」で4年ぶり3勝目を挙げる。ミズノ所属。
- 1
- 2
最新の記事
pick up
-
今後ゼクシオはどこへ向かうのか? 家田社長が語る「25年」の継承と「XXIO 14」の挑戦<PR>
-
“自分で操りたい派”に刺さる? テーラーメイドの新「SYSTM2(システムツー)」パター登場! 世界的ヒット作「スパイダー」との違いは?<PR>
-
これが最新電気自動車の現実だ! 往復600キロのゴルフ旅を日産 新型「リーフ」で行ってわかった“BEVの安心感と実用性”<PR>
-
中田翔 VS. 河本力 の飛距離対決! キャロウェイの新作「QUANTUM」ドライバーで驚きの300ヤード超え連発<PR>
-
世界が認める“ゼクシオ品質”の裏側へ! ダンロップの宮崎工場で見た「誠実さが支えるクラブづくり」とは?<PR>
ranking











