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- 本当にあったゴルフ会員権での“入会NG”な話 正式決定までは「他言無用」が得策!?
憧れのメンバーライフ。入会したいコースが決まってお金のメドもつき、いよいよ入会……というタイミングで、まさかの「入会NG」になるケースがあるといいます。事情に詳しい専門家に話を聞きました。
入会が正式に決まるまで「他言は無用」
決して安いとはいえないゴルフ会員権。さまざまな精神的金銭的なハードルを乗り越え、入会手続きも着々と済み、あと数日でいよいよ憧れのメンバーになれる……。
そんな幸せの絶頂期に、まさかの“入会NG!”があったといいます。
「そうなんです。会員権を長年扱っていますと、こういうショッキングな話が数年に1回はあります」と語るのは、ゴルフ会員権を専門に扱う加賀屋ゴルフ代表の前田信吾さん。
「今回の話はつい最近、名門Aゴルフクラブで実際に起こった話なんですが、クラブハウスでの『張り出し』中にどこからか入会希望者に関するクレームが入ったようで、3日後の同伴プレーが中止になりました」
ゴルフ場に入会書類を提出すると、クラブハウス内で入会希望者の名前や経歴等が掲示されます。「張り出し」のないコースも一部ありますが、今回のケースは、この『張り出し』中に、思いもよらない横槍が入ってしまったということのようです。

「不運といいますか……、本当に気の毒ですよね。僕のところには推薦人の方から『○○さんの入会の件、ゴルフクラブからダメって言われちゃったんだけど……』と連絡が入りました。ご本人にはゴルフ場から直接『入会NG』の連絡がきたようです」
少々大袈裟かもしれませんが、たった1件のクレームでゴルフ人生を左右されてしまうことに多少の違和感を覚えます。こういったケースの場合、クレームに対する調査は行われないのでしょうか。
「各ゴルフ場で審査基準が異なるため一概には言えませんが、基本的に1件でもクレームが入れば、入会はご破算になるケースが多いと考えた方がいいと思います」
「要はクレームの真偽云々ではなく、入会前にクレームが入ってしまうような方は、『もしかして何かあるのではないか?』『入会した後も他のメンバーさんたちと仲良くできないのではないか?』などという思いがクラブ側に働くわけです。ずばぬけて素晴らしい人である必要は全然なくて、『この人はちょっと……』と思われないことが、何より一番大事だと僕は思います」
「こういったトラブルを避けるためにも、正式に入会するまではできるだけ『他言は無用』を心掛ける方が得策だと思います。名門であればあるほど、まわりのやっかみもあるものですからね」
意表を突かれる質問にもこの日だけは穏便に
「対面審査」の一つとして行われる同伴プレー。クラブ入会時に行なうゴルフ場が多いものの、その内容は一般的にはあまり知られていないだけに、謎が多く不安に感じる人も多いのではないでしょうか。
「そうですね。まず『当日は誰と回るのか?』についてですが、これは大抵、理事や選考委員の方々と回ります。持ち回りでたまに担当するのではなくて、常に同伴プレーを担当する方がいる、といった感じです」と前田さん。
「人数構成に関しては、選考委員2人と入会希望者2人の4人で回る場合もありますし、選考委員1人が入会希望者3人と一緒に回る場合もあります。審査項目や基準はゴルフ場によって各々異なるようですね」
不安と期待が入り混じる同伴プレー。緊張のあまり、いつもの通りのプレーができるとは限りらないような気がします。
「そうですね。これも数年前、名門のBゴルフクラブで実際にあった“入会NG”なのですが、同伴プレー時に、とある入会希望者のパー4でのスコアについて選考委員から『今のスコア、ボギーじゃないですよね?』との指摘が入ったそうです」
「入会希望者は『いや、ボギーです』と答えたそうです。でも選考委員は『6じゃないの?』と、ちょっとした問答になり、結局その場はボギーで記録したそうです」
「ですが後日届いた選考結果は“入会NG”。同伴プレー前までは実にスムーズに入会手続きが進んでいましたので、おそらくこの同伴プレー時の振る舞いが問題になった可能性があるのではないかと推察できます」
入会希望者は審査プレーですからとても緊張しているでしょうし、少しでも良いスコアで上がりたいと思われたのではないでしょうか。
「お気持ちがわからないわけではありません。しかしですよ、こういったケースの場合は、まず『今日は何をしに来たのか?』を第一に考えるべきだと思うのです。入会するための審査プレーなのですから、すべてを“穏便”に進める必要があったように思います」と、前田さん。
「ゴルフプレーヤーに求められる『マナー』や『プレースピードを守る』等々は言うまでもないと思いますが、選考委員はそういった当たり前のことも含め、『入会希望者は当ゴルフ場に相応しい人物か否か』という、その方の“人格”を何よりも重視してチェックします。相応しい人だと思ってもらえるような良識ある態度や物腰が同伴プレーでは求められるわけです」
「ですから、このケースのように、仮に選考委員から思いもかけない質問を投げ掛けられたとしても、『6だったかも……、スミマセン。今日は緊張しているもので数え間違えたようです』ぐらいの答えに留め、その場を穏便にやり過ごす方が良かったように思います」
「大切なのは『この人、面倒くさい!』と周りから思われないこと。合う合わないはありますし、世の中にいろいろな方がいるように、ゴルフクラブにもいろいろな方がいます」
「でも、みんなゴルフが大好きで集うわけですし、ゴルフを媒介に様々な価値観や文化を仲良く共有し高め合いたいと思っていらっしゃる人ばかりなんです。クラブへの入会を希望するなら、入会までの期間は出来る限り目立つような振る舞いを避け、静かに入会の可否を待つのがいいと思います」
ゴルフ会員権を所有すれば、ゴルフする機会が飛躍的に増えて腕前は確実に上達します。競技会に参加することも可能ですし、ゴルフという共通の趣味を通して、一生涯の友と成り得るような気の合う仲間との出会いも期待できます。ビジターゴルフでは、なかなか体感できないメンバーライフを望むなら、正式入会までは“目立たず、騒がず、大人しく”が正解なのかもしれません。
【監修】加賀屋ゴルフ代表 前田信吾さん
ゴルフ会員権取引を行う加賀屋ゴルフ代表取締役。年間平均200日以上の割合でラウンドを楽しむゴルフの達人。独自の視点を生かしたゴルフ場の比較&検討に定評アリ。
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