日本初の「プロアマ形式」は男子ツアーの魅力アップにつながる可能性あり!

欧米ですでに根付いている「プロアマ形式」のツアーがついに日本でも開催された

◆国内男子プロゴルフ<ゴルフパートナーPRO-AMトーナメント 5月20日~23日 茨城・取手国際ゴルフ倶楽部 東コース6804ヤード・パー70、西コース6531ヤード・パー70>

日本初の「プロアマ形式」とは

 レベルの違うプレーヤーが一緒に楽しめるゴルフならではの魅力を詰め込んだ大会が、男子ツアーで行われました。

石川遼選手 写真:JGTOimages

「プロアマ形式」。欧米ではすでに根付いている試合のスタイルですが、日本の男子ツアーで初めて採用したのがゴルフパートナーPRO-AMトーナメントです。プレーヤーの飛距離にあったティーイングエリアを使用することで、性別も年齢も関係なく一緒に楽しめるのがゴルフというスポーツ。競技となれば通常は同じティーイングエリアを使うことになしますが、これを変えることによって、プロとアマの別々の大会を同時に行うことができるのです。

 プロは、観客以外にも自分のプレーを近くで見ているアマチュアの前でプレーすることでセルフコントロールを求められ、同時にファンを開拓することができますし、ゴルフの普及にもつながります。アマチュアは、トーナメントプロが真剣に戦う緊張感を間近で味わいながらプレーすることができます。 

 実は1年前に第1回大会を行うはずでしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のためツアーとしてではなくエキシビションとして開催。プロアマ形式も見送られました。

 今年は感染対策を施し、2020年12月までにアマチュア予選を行いました。全国20か所での戦いを勝ちあがったアマチュアは全部で300人。初日と2日目には、240人が東と西の両コースでのダブルスに出場。残りの60人は、3日目と最終日に東コースでのスクラッチ戦に挑みました。いずれもプロと一緒のプレー。プロは、4日間のスコアをトータルして優勝を争いました。

 プロのツアーは3人1組か2人1組でプレーするのが通例ですが、今大会は4日間を通じてプロ2人、アマ2人の4人でプレーしました。

 アメリカのツアーではAT&Tペブルビーチプロアマという有名な試合があり、セレブリティも含めてそうそうたるアマチュアが参加することで知られています。他にも、プロアマでの大会はいくつか行われたことがあります。また、米シニアのチャンピオンズでは、ジュニアがアマチュアとしてシニアプロたちと一緒に回るピュアインシュランス・チャンピオンシップもあります。

 試合数がなかなか増えない悩みを抱える日本の男子ツアーにとって、ゴルフの良さを生かしたこの形式は、今後への様々な可能性を秘めているのではないかと思います。

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