八光カップ大阪オープン2021初開催!ジュニア新団体の門出を祝う男女ツアープロが熱戦!

東京オリンピックの男子ゴルフの最終日が行われた翌日、大阪府の太子カントリー倶楽部で八光カップ大阪オープン2021が開催された。今年の4月に発足した一般社団法人ジュニアゴルフクラブチーム連盟のキックオフイベントには、ジュニアゴルファーだけでなく、ツアーでも活躍する男女プロが参加した。

◆国内ゴルフ<八光カップ大阪オープン2021 8月2日 大阪府・太子カントリー俱楽部>

“中学で引退”のゴルファーを減らすため新団体設立 

 中学生ゴルファーの受け皿になる環境を作りたい——。そんな想いから、今年の4月にジュニアゴルフクラブチーム連盟を立ち上げたのは、大阪桐蔭高校ゴルフ部や大阪学院大学高校ゴルフ部の監督を務めてきた井上尚彦 同連盟代表理事だ。

ジュニアゴルフクラブチーム連盟を立ち上げた井上尚彦代表理事 写真:中辻颯太

 現在、スナッグゴルフを導入している小学校は全国に約500校。スナッグゴルフは“ゴルフの入り口”といわれ、東京オリンピックの日本代表、畑岡奈紗や星野陸也はスナッグゴルフからゴルフのキャリアをスタートさせている。また、親の影響で小学生がゴルフを始める場合もあり、「小学生のゴルフ人口は多いんです」と井上氏は言う。

 一方、高校のゴルフ部も全国に約400校あり、高校生がゴルフをする環境も整っているのだ。

「しかし、中学校でゴルフ部があるのは全国で約50校のみ。小学生の時にゴルフに興味を持っても、中学に行くとやめてしまう子が多いのが実情なんです」

 この状況を変えようと、井上氏が中心となり、ジュニアゴルフクラブチーム連盟を立ち上げたというわけだ。大きな特徴は、学校単位だけではなく、地域や企業、ゴルフ場、練習場、協会などがジュニアチームを作って加盟できる点だ。

「少年野球の仕組みと似ています。ジュニアがゴルフを続けるには、親が付きっ切りにならないといけないイメージがあるかもしれませんが、クラブチーム単位なら親の負担も減り、ゴルフを続けられる子供が増えるはずです」

 また、「お金がかかるからゴルフができない、続けられない」ことがないように、コストをかけずにゴルフが楽しめるシステムを構築しているのも同連盟の特徴だ。「ゴルフクラブを持っていないジュニアは、クラブチームが所有するゴルフクラブでプレーすることもできます」と井上氏。

 ジュニアゴルフクラブチーム連盟は、今年10月から参加クラブチームの受付を開始し、来年4月に初の公式競技を開催する予定。それに先立ち、キックオフイベントとして開催したのが「大阪オープン2021 WITH U15大阪ジュニアゴルフクラブチーム対抗戦」だ。

大阪オープンに出場した関西出身プロの代表格・上井邦裕 写真:中辻颯太
大阪府八尾市出身の濱田茉優も参加 写真:中辻颯太

 同連盟に参加予定の10チーム(1チーム4名)の団体戦を行うのが主な目的だが、井上氏の想いに賛同する男女ツアープロやアマチュアも集まり、同連盟の門出に華を添えた。プロの部は18Hストロークプレー、アマの部は新ぺリア方式で競技を行い、プロには賞金総額500万円(優勝賞金100万円)が用意される。

「プロのプレーを近くで見て、プロとコミュニケーションを取るのはジュニアにとって貴重な機会。この経験を今後に生かしてもらいたい」と井上氏。

 この大会から、未来の畑岡や星野が現れることを期待したい。

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