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- コースがまるで動物園! ワニやサルなど野生動物が試合を観戦する海外トーナメント4選
日本のゴルフ場だと、野生動物が見られる機会は限られます。特に本州だと、よく見かけるのは小鳥やリスなどの小動物くらい。しかし、海外のゴルフ場では、ワニやサルなど、近づいたら危険じゃないかと思われる野生動物がコースに顔を出すことも。
秋から冬にかけて欧米のツアーはトロピカルなコースへ
米ツアーや欧州ツアーは、例年10~1月はそれぞれ本土を離れ、南の暖かい土地でトーナメントを開催してきました。残念ながらここ1~2年は、開催地のアジアや南アフリカ、オーストラリアがコロナ禍による入国規制等で多くが開催中止、もしくは欧米ツアーの日程から外されていますが、そうしたトーナメントでは各ツアーの本土では見られない野生動物がコースに出現。ファンの目を楽しませてくれました。そんなツアーを賑わせる野生動物たちを紹介しましょう。
1.欧州ツアー「アルフレッド・ダンヒル選手権」(今季は中止) 開催地:南アフリカ
今季は開催中止、来季の開催も未定ですが、例年12月に開かれる(欧州ツアーの序盤戦)欧州&南アツアーのビッグトーナメント「アルフレッド・ダンヒル選手権」。その舞台のレオパードクリークCCは「クルーガー・ナショナルパーク」という自然保護区に隣接するゴルフ場。
コース内の池にはワニがおり、高台にあるコースから周囲を見下ろすと、そこにはライオン、キリン、ゾウ、カバ、シマウマ……。まさに「野生の王国」。中継映像にはたくさんの野生動物が登場します。
2.米ツアー「ワールドワイド・テクノロジー選手権(旧名称:マヤコバ選手権)」 11月4~7日 開催地:メキシコ
ワールドワイド・テクノロジー選手権(旧名称:マヤコバ選手権)の舞台=エル・カマレオンGCは、メキシコのユカタン半島の熱帯ジャングルに拓かれたゴルフ場です。
ここでは、トーナメント開催中も周囲の森からは、アライグマの仲間が群れを成して出没。イグアナが日向ぼっこをしていたりもします。数年前には、中型のサルがテレビカメラの前に二足歩行で堂々と登場。フェアウェイにあったボールを拾い、持ち去ったことがありました。
彼ら、野生動物の姿はトロピカル開催を象徴するシーンとして、中継番組でしばしば紹介されます。
3.南アフリカツアー「ブルーレーベル・チャレンジ(旧名称:ネッドバンク・ゴルフチャレンジ)」 10月13~16日 開催地:南アフリカ
昨年、今年は欧州ツアーから外されていますが、一昨年までは欧州ツアーの終盤のビッグトーナメントとして開催されていた、南アフリカツアーとの共催競技です。舞台のゲーリー・プレーヤーCCの周囲は、やはり熱帯のジャングル。人を恐れないアライグマの仲間やサルがコース上を闊歩する姿が普通に見られます。
中でも同大会の語り草になっているのが、2014年大会で、ルーク・ドナルドのすぐ脇を大型のサル=ヒヒが走り抜けるシーン。直前になって気が付いたドナルドが慌てて飛び退く映像がYouTubeでは60万回以上再生されています。
4.豪州ツアー「オーストラリアPGA選手権」 2022年1月13~16日 開催地:オーストラリア
こちらも今年、そして来年と欧州ツアーから外れての開催となりますが、オーストラリアのメジャートーナメント。そして、コース上に現れるのは、もちろんカンガルー。
豪州ツアー――とりわけ南西部のパース周辺で開催されるトーナメントでは、野生のカンガルーはいて当然。どちらかと言えば、彼らの土地を人間が借りてゴルフをプレーさせてもらっている感じです。
※ ※ ※
野生動物が闊歩するような環境で試合が行われている非日常感は、海外ツアー観戦の楽しみでもあります。早くコロナ禍前のように、こうしたゴルフ場が欧米ツアーの会場として復活してもらいたものです。
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