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- 「練習では当たるのに…」の正体とは? ドライバーが一気に安定する“振り抜き”の極意
ドライバーを安定させる秘訣のひとつは、インパクトを“通過点”にすることにあります。ミスを怖がらず、当てにいこうとせず、スムーズにフィニッシュまで振り抜いていくことが、苦手を得意にする第一歩かもしれません。
練習場では当たるのに、コースでは当たらない理由
2026年の米メジャー初戦「マスターズ」では、ローリー・マキロイが史上4人目となる大会連覇を達成し、“伝説”の領域に足を踏み入れました。最大の武器であるドライバーショットは、4日間の平均飛距離で334ヤードを記録。そのアドバンテージを生かした攻めのゴルフと、落ち着いたプレーぶりが印象的でした。
次元は異なりますが、アマチュアゴルファーにとってもスコアメークにおけるドライバーの重要性は同様です。ティーショットで飛距離を稼げれば、セカンドで握るクラブが短くなり、その分だけピンを積極的に狙えるからです。
一方で、ドライバーのミスはOBなどの大きなトラブルにつながりやすく、心理的ダメージも大きいクラブです。結果として、スコアを崩す起点になりがちでもあります。

では、「ドライバーを安定させたい」「OBを減らしたい」と考えるゴルファーは、何を重視すべきなのでしょうか。自身も300ヤードを飛ばすレッスンプロの小松拓夢氏に話を聞きました。
「ゴルフの華であるドライバーは、多くのゴルファーを悩ませるクラブでもあります。ロフトが立ち、シャフトも長いドライバーは、そもそも技術的難易度が高いクラブです。さらに、飛ばしたい、ミスしたくないという心理的プレッシャーも加わります。
実際のラウンドで曲がり始めると、怖くなって振れなくなったり、抑えにいって余計に曲がったりと、悪循環に陥りがちです。そういう時は、細かいスイングを考えるよりも、狙いを明確にしたうえで“気持ちよく振り抜く”ことが重要です。
練習場では当たるのにコースで当たらない人は、ミスを恐れるあまり、“クラブを振る”という前提が崩れている可能性があります」
“打つ”ではなく“振り抜く”意識が結果を変える
苦手なドライバーを得意にするためのヒントについて、さらに掘り下げます。
「ドライバーが得意な人の共通点は、インパクトをゴールではなく“通過点”として捉えていることです。つまり、“ボールに当てる”のではなく、フィニッシュまで振り抜く意識を持っています。
ヒットする意識が強すぎると、体が突っ込んだり、極端なダウンブローになったりして、スムーズに振り抜けない体勢になります。その結果、ミート率が下がり、スピン量も増えてしまいます。
コースで当たらない人ほど、“当てたい”という意識が強くなり、それがさらにミスを招く悪循環に入ります。しかし、練習ではそこまで“当てる”ことに執着していないはずです。
ドライバーを得意にするには、“ボールを打つ”のではなく“スイングしていく”意識と、思い切りの良さが不可欠です」
筆者の経験でも、ドライバーをコントロールしようとするとスイングが中途半端になり、体の回転が止まって手だけが先行し、引っかけやチーピンにつながりやすくなります。
それよりも、クラブと腕が自分の前を自然に通過していくイメージを持った方が、結果は安定しやすい傾向があります。フィニッシュまで振り抜く意識を強めることで、インパクト付近での余計な操作も減ります。
「練習は本番のように、本番は練習のように」と言われますが、本番で“今日イチ”のドライバーショットを打つためには、“練習場で振れている自分”を思い出すことも有効なアプローチといえるでしょう。
文/のぐち まさひろ
ゴルフとサウナと愛犬をこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうか色々と妄想中。SAJスキー検定1級/国内A級ライセンス/小型船舶2級/サウナスパ健康アドバイザー所持。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、直近のハンデは「5.6」。
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