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- スコアカードの名前を書く順番 決まりはあるの?
最近はスコア管理アプリやカートについているナビゲーションシステムに入力する場合も増えたが、老舗コースなどを中心にまだまだスコアカードに自分で書き込まなければならない場合も多い。その場合、名前を書く順番にルールはあるのだろうか?
自分の名前を最初に書き、その後は年長者から順番に書くのが一般的
初めてコースをラウンドするときはいろんな疑問に遭遇しますが、その中でもポピュラーな疑問が「スコアカードの名前を書く順番に決まりはありますか?」というもの。私も初ラウンド時に先輩に質問したことを覚えています。
そのときに返ってきた答えは「年長者から順番に書けばいいよ」でした。誰が年長者か分からない場合は、「本人に年齢を聞く必要はなく、自分の判断で年長者だと思った人から順番に書けばいい」と。
実はこれ、少し間違っているのですが、当時はその言葉をそのまま信じ、年長者から順番に書き、一番若い自分の名前を最後に書いていました。
それが間違いであると指摘されたのは、何回目かのラウンドのときでした。「なんで自分の名前を一番右に書いているの?」と聞かれ、「年長者から順番に書くと教わったからです」と答えたところ、「自分の名前を最初に書き、その右隣から年長者の順番に書くんだよ」と修正されました。
「自分がいつも一番若いとは限らないので、メンバーが替わるたびに自分の名前の位置が変わると分かりづらいでしょ」というのが理由でした。ちゃんと教わったつもりだったのに間違っていたので、とても印象に残っています。
同伴メンバーの立場を踏まえて名前の順番は自由に変えていい
ただ、ときには年長者から順番に名前を書くことがしっくり来ないケースもあります。たとえば自分の会社から2名、相手の会社から2名の計4名でラウンドする際、こちらがホストで相手がゲストであったとします。
その4人の中で自分の会社のもう一人が最年長(上司であることが多い)であった場合、自分の名前の右隣にその人の名前を書くことになりますが、ホストとゲストの位置関係として、それだとふさわしくないと感じる人は結構いるのではないでしょうか。
当時の上司にその疑問を投げかけたところ、「そういうときはゲストの年長者を2番目、ゲストの年少者を3番目に書き、身内を最後に書くようにしている」とのことでした。その方式が自分の中でしっくり来たので、その後は年齢順に加えてゲストとホストの視点も取り入れながら名前を書く順番を決めるようにしています。
名前の書き方は名字だけを表記するのが一般的だと思いますが、親しい間柄であれば下の名前やニックネームで表記しても問題ありません。同伴メンバーのスコアが正しく記されていればいいだけの話ですから、イニシャルで表記する人もいます。
「なぜイニシャルで表記するのか?」と聞いたところ、「自分はスコアカードを落としてしまうことが多いので、誰かが拾って見たときに自分のスコアを知られるのはしょうがないけど、同伴者のスコアまで知られてしまうのは申し訳ないから、個人名が分からないようにイニシャル表記にしている」とのことでした。そういう視点も大事だと思います。
スマホでのスコア入力、場合によっては失礼になることも
一方で、最近は乗用カートにスコア入力機能がついており、ラウンド終了時にプリントアウトを渡してくれるコースも増えています。また、スマートフォンのスコア管理アプリを利用している人は、アプリにスコアを直接入力するのでスコアカードは記入しないという人もいるでしょう。
しかし、名門コースではラウンド中にスマートフォンを操作すること自体がマナー違反であるという文化もありますから、そのような場合は「郷に入れば郷に従え」でアプリとスコアカードの使い分けが必要かもしれません。
また、最近は一人予約でラウンドする人も増えています。私は一人予約の経験がありませんが、経験者にスコアカードの書き方を聞いたところ、「そもそもホールアウト後にスコアを申告することもしないし、自分のスコアしかつけていない」とのことでした。
「オナー(ティショットを最初に打つ権利を持つ人)はどのように判断するの?」と重ねて聞いたところ、「そういうことも気にせず、準備ができた順番に打っていた」とのこと。同伴メンバーによってスコアカードの書き方も変わるようです。
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