テーラーメイドの新作はフェースもカーボン!? 2022年モデルは名前も「ステルス」と一新! | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

テーラーメイドの新作はフェースもカーボン!? 2022年モデルは名前も「ステルス」と一新!

2020年には「SIM」、21年には「SIM2」が大ヒットしたテーラーメイド。22年は「SIM3」が登場すると思っていたゴルファーも多かったでしょうが、新作は完全なる新シリーズとなる「STEALTH(ステルス)」。その特徴は?

戦闘機みたいな製品名「ステルス」は素材の名前か!?

 おそらく正式発表されるのは2022年1月以降になると思われますが、12月13日付でR&Aのコンフォーミング(適合)ドライバーリストに登録されたのがテーラーメイドの「STEALTH(ステルス)」です。

ソールを見ると「SIM2」では姿を消していたスライディング・ウェイトが復活しているのが分かる(画像はR&Aのコンフォーミングリストより)

 このリストは各メーカーがツアー競技で使用するドライバーをR&Aに事前申請するもの。毎年、テーラーメイドの新ドライバーは新年最初の米PGAツアー「セントリートーナメントオブチャンピオンズ」(1月6~9日)から選手が使い始めていますが、その前に、世界のゴルフを統括するR&AやUSGAに申請しておく必要があるのです。

 リストに登録されたのは「STEALTH(ステルス)」と「STEALTH PLUS(ステルス プラス)」の2タイプ。これはおそらく「SIM2」と「SIM2 MAX」と同じような関係で「ステルス プラス」の方は投影面積が大きく、慣性モーメントが大きくなっているのでしょう。

 また、登録された情報を見ると、フェースの素材として「60X CARBON,TWIST FACE」と記載されており、どうやらフェース素材はカーボンになっているようです。ソールの素材も「CARBON WOOD」となっており、ヘッド全体に占めるカーボン素材の割合が増えているのでしょう。

 さらに登録情報を調べるとソールのカーボンの素材表記のところに「STEALTH」とあります。ということはモデル名の「STEALTH」は、この素材から来ている可能性が高いです。

 近年のドライバーの素材としてはチタン、カーボンが一般的で「STEALTH」というのは聞いたことがありません。英語の意味を直訳すると、「ステルス戦闘機」などからも分かる通り「隠密」といった意味になりますが、それがゴルフクラブにおいてどんな意味合いを持つのかは想像もつきません。

 興味は尽きませんが、かつてメタルドライバーを世に根付かせたテーラーメイドですから、今回の「STEALTH」が再びゴルフクラブの歴史を塗り替えていくのかもしれません。

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2021年モデル「SIM2」ドライバー
2021年モデル「SIM2」ドライバー
2021年モデル「SIM2」ドライバー
2021年モデル「SIM2」ドライバー
2021年モデル「SIM2」ドライバー
2020年モデル「SIM」ドライバー
2020年モデル「SIM」ドライバー
2020年モデル「SIM」ドライバー
2020年モデル「SIM」ドライバー
ソールを見ると「SIM2」では姿を消していたスライディング・ウェイトが復活しているのが分かる(画像はR&Aのコンフォーミングリストより)

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