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- 西郷真央の開幕ダッシュに貢献!ミズノの54度とピンの高慣性モーメント系FW・UT
2022年シーズン開幕から優勝、2位と、今まで勝てなかったのが不思議なくらいの活躍を見せている西郷真央。契約先であるミズノと、FW、UTを入れているピンで構成されたクラブセッティングを分析します。
ジュニア時代から主なクラブはミズノ一筋
2022年の開幕戦、ダイキンオーキッドレディスを制した西郷真央は、続く2試合目の明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメントでも2位に入りました。昨シーズンは2位が7回もあった実力者だけに、今年は賞金女王候補の一人とも言われている選手。そんな西郷真央の最新クラブセッティングを分析してみました。
ゴルフを始めたジュニア時代からミズノのクラブを使ってきた西郷は、19年のプロテストに合格して、20年からミズノとブランドアンバサダー契約を結びました。
今年もドライバー、アイアン、ウェッジはミズノのクラブであり、ドライバーに関しては昨年後半から「ミズノ ST-X220」を継続して使用。アイアンも2020年から「JPX921フォージド」を使い続けています。新シーズンを迎えると新クラブを投入する選手が多いですが、西郷は昨年の最終戦とまったく同じクラブを使っています。それだけミズノのクラブへの信頼が厚いと言えるでしょう。開幕戦優勝後の会見で「優勝に貢献したクラブは?」と聞かれると「プロになってから54度を入れて、下の番手を厚くした。今回、特にそれが生きたと思います」と語っていました。
20年にプロデビューした西郷は当初、50度と57度の単品ウェッジ2本体制でしたが、21年から50度、54度、58度とウェッジを1本増やしました。それが初優勝に貢献したようです。
FW、UTは高慣性モーメントでやさしさ重視
一方で、2本のフェアウェイウッドと2本のユーティリティーはともにピンのクラブを使っています。フェアウエイウッドはヘッドサイズが大きめの「G425 MAX」。また、ユーティリティーも高慣性モーメントが特徴の「G425ハイブリッド」の22度と26度を使用し、アイアンを6番からにしています。
さらにパターは「オデッセイ ホワイトホット OG ロッシー」を使っています。ソールにはビッシリと鉛を貼って重くしているので、重いヘッドの方がストロークしやすいタイプなのでしょう。
ちなみにウッド系のシャフトを「ベンタスブルー」、アイアンを「N.S.PRO 850GH」、ウェッジを「N.S.PRO 950GH」にしているところも昨年から変わっていません。
なかなかクラブを変えないタイプの西郷だけに、開幕からの2試合で絶好のスタートを切ったこの14本で1年間戦うこともあり得るかもしれません。
【西郷真央の最新セッティング】
ドライバー ミズノST-X 220(10.5度 シャフト/フジクラベンタス5 ブルー・S)
フェアウェイウッド ピン G425(3W/14.5度、5W/17.5度 シャフト/フジクラベンタス6 ブルー・S)
ユーティリティ ピン G425(4U/22度 5U /26度 シャフト/フジクラ ベンタスハイブリッド)
アイアン ミズノ JPX921フォージド(番手/6I-PW シャフト/N.S.PRO 850GH)
ウェッジ ミズノプロ S18(50度、54度、58度 シャフト/N.S.PRO 950GH )
パター オデッセイ ホワイトホット OG ロッシー
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